林義郎の発言 (大蔵委員会)

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○林(義)国務大臣 私が貯蓄に回るのではないか、こう申し上げましたのは、所得が入りましたならば消費に回るか貯蓄に回るか、こういうことでございまして、昨今の消費性向等を見ましたり、また限界貯蓄性向などというようなところを見ていると、やはりそういったことがうかがわれるのではないか、こういうことでございます。
 先生の御指摘は、家計調査、いろいろな形でアンケート調査をすれば消費に回るよ、こういうふうなお話、それも私はあるんだろうと思います。そういった意図を持ってやられている調査であるということだったら、みんな回しますよというのは私は普通の答えだろうと思いますよ。私でも、消費するかと言われたら、はあ、消費しますよ、こういうふうな答えが単純に出てくるだろうと思うのです。
 しかし、私が思いますのに、国民的な感情からすると、すぐにそういくかどうかについては私はまだまだ自信を持てない。というよりは、日本経済のこれからの動向がやはり確実に伸びていく、こういうふうな信頼感があったならば、自分たちの給与やなんかも安心して伸びていくだろうと思うのだけれども、それがないとやはりいけない。持続的な成長へ持っていくという格好で、また豊かな生活ができるという方向へ持っていくということが一番大切なことだろうと私は思いますし、今すぐにやるのは一体どうかなということを私は思っているところでございます。
 それからもう一つの、今の、所得は十五年間で二八%しか……(日笠委員「いや、六年間」と呼ぶ)六年間ですか。六年間で二八%しか伸びてないが、所得税は五八%、こういうふうな話でありますが、これは数字をとればそういうふうな数字があるいは出てくるかもしれませんけれども、所得税というのは、この前の抜本改革のときにやりまして、大幅な課税最低限の引き上げをやりましたり、また段階的なものを改めましたり、いろいろな形で相当な抜本改革をやっているところでありまして、いわゆる定点的に比較いたしますと、改正前の段階までにはまだいってないというのが私の認識でございます。
 今の数字の問題につきましては、事務当局から御説明をさせたいと思います。

発言情報

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発言者: 林義郎

speaker_id: 33770

日付: 1993-06-02

院: 衆議院

会議名: 大蔵委員会