林義郎の発言 (地方行政委員会)
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○国務大臣(林義郎君) 先ほどお話を申し上げましたように、戦後の時代あるいは日本の経済成長の時代というのはやはりどうしても中央集権的な形で収入その他もやらなければならなかった。金融にいたしましてもやはり中央銀行のコントロールでやらなくちゃならなかったというようなことがありました。私はそういった一つの経済的な発展段階においてそれぞれの問題があるだろうと思います。豊かな時代になってきたということでありますし、いろいろな財源その他の問題を考えてみると、地方その他のものがありますとこういうふうな時代になってきた。
先ほどもお話ししましたように、地方単独事業なんかも先生が御指摘のように非常にふえてきた、こういうことであります。そういったところを反映しますと、いかにして各地方でうまくやっていくかということをそれぞれ独立して考えていくということが一つの大きな柱になってきた。地方において身近な話というものをこれから考えていくというのがやはり住民が一番関心を持っているところじゃないかと思うんです。外交であるとか防衛であるとか、これは国の全体の話でありますけれども、身近なところの問題が非常に出てきた。基礎的なものにつきましては大分充実されてきましたから、より身近なものをどうやっていくかということについて住民がいろいろと関心を持ってきたということも私は事実だろうと思います。
そういった意味におきまして、いろんな首長選挙なんかも出てきますし、釘宮先生のところのお話を申し上げて恐縮ですが、平松さんなんかも一品一村運動なんということをやっておられるわけであります。そういったような形で独自性を持ったようなことというものがだんだん出てくる。これは単に地方自治ということでなくて、自由主義体制という中でも私は非常に望ましい方向だろうと思っておるところでございまして、そういった形でのいろんな新しい動きというものが出てくるということは望ましいことだろうと思っておるところでございます。
そういったことをこれからどうやっていくかというのは、やはり政治家としてもいろいろな方面のことを考えて着実に持っていかなければならない。それをどうしていくかというのは、いろいろなことをお互いがまさにこの地方行政委員会その他のところにおかれまして御議論をしていくことが大切なことじゃないか、こう思っておるところでございます。