中山利生の発言 (本会議)
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○国務大臣(中山利生君) 私に対する御質問についてお答えを申し上げます。
まず、政府専用機に限定すべきという御質問でございますが、先生御指摘のように、航続距離あるいは輸送能力、搭載能力等を考えますと、この種の業務には政府専用機が最も適しているということは事実であると思います。ただ、相手国の飛行場の問題、あるいは政府専用機そのものが何らかの都合で使用できないという場合も想定されますので、自衛隊にはC130という極めてこの種の業務に適している輸送機がございます、これも利用できるというふうにしておいた方がいろいろな事態に対応できるということで、主としてC130を想定しておりますが、政府専用機だけに限定をするということはしなかったわけでございます。
また、救出に向かう航空機の安全についてでございますけれども、今総理からも詳しく御説明がありましたが、現在のような大型の航空機を運航する場合には、出発から到着まで飛行場あるいは空路等の安全が確保できない場合は、民間機であれ自衛隊機であれ運航ができないわけでございます。したがいまして、武器を使用するとか戦闘機の護衛が必要だというようなことはこれはもう考えられないと思っておりますし、もしそういう危険があります場合には、外務大臣から要請がありましても運航の責任者としてお断りすることもあり得ると私は考えております。
また、船舶、艦艇の使用について御質問がございましたが、今回の法改正では艦艇の使用については考えておりません。
それから、最後の防衛大綱の見直しでございますが、我が国の防衛力のあり方については、先生御指摘のように、また今総理からも御答弁申し上げましたように、常に国際情勢の変化などを見ながらそれに対応する対策をとっていかなければならないということは事実でございます。そういうことで、私どもも中期防の期間中に見直しをするということで今防衛庁部内で事務的に勉強を始めているところでございます。
この検討は、組織とか編成、配置、装備体系等防衛力全般を対象といたしまして行うものでございますが、先生がおっしゃっておりますように、国際情勢や人的資源の制約あるいは技術水準の動向等いろいろ議論をすべきことがたくさんございます。したがいまして、短期間で結論を得られるものではないと思っておりますし、詳しいスケジュールについては現在検討をしているところでありますが、その間におきまして広く国民各層の御意見に耳を傾けるということは大変重要なことであると認識しておりまして、その方法についていかなる方法が望ましいのか、これも現在真剣に検討をしているところでございます。
なお、大網の精神等につきましては、総理からもお話がありましたが、現在もこの精神は間違っていないというふうに考えております。(拍手)
〔国務大臣武藤嘉文君登壇、拍手〕