林義郎の発言 (予算委員会)
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○国務大臣(林義郎君) 借金は借金でありますから、私はそこの点は同じだろう、こう思います。ただ、後代の人までも裨益するようなものというのがやはり公共事業ということになっているわけであります。公共事業というのは単に現在の人が裨益するだけではありません。例えば道路であるとか港湾であるとかというのは、それはお互い現在の人だけで、あと十年もたったらなくなるというわけじゃないんだろうと思うんです。そういったものをつくっていくならば後代の人も裨益をして、後代の人にもいい目を見てもらうことができるであろう。社会資本の充実というのはまさに現在だけでなくて将来にわたってのものでありますから、そういったものは後代の人にも御負担をいただいてもおかしくはないではないだろうか、こういうことでございます。
それに反していわゆる経常経費的なものにつきましては、現在の人がやっぱり負担すべきものは負担すべきではないかというのが私どもの考え方でありまして、建設国債だからぱっぱっとやっていいという話じゃない。何でもかんでもという話じゃないと思います。やっぱり建設国債の中でも、社会資本の充実というような格好でお互いの生活の向上に裨益するようなものにやっていかなければならない。新しい経済計画をつくりましたりしてやっておりますし、そうした新しい方向づけの社会資本の充実を図っていくということが、またそれに対して建設国債を使っていくということは私は後代の人も裨益していくことができる、そういうふうな確信を持ってやっていっていいものだろう、こう思っているところでございます。