林義郎の発言 (予算委員会)

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○国務大臣(林義郎君) 今のお話でございますが、理事会の中でいろいろなお話がありましたことは今通産大臣からお話があったとおりでございますが、少なくともペーパーだけで見ますと、「中期的な財政再建の目標を損なうことなく、財政政策のための存在し得る機会を活用する。」というのがございまして、その前に、「中期的に、構造的な政府財政赤字を決然と削減する。」と、こういうふうな規定があるわけでございます。
 申し上げるまでもありませんけれども、我が国は大変な財政赤字を抱えているわけでございまして、その中で、今申し上げた「存在し得る機会を活用する」と、こういうことでございますから、この共同声明の中に日本もやっぱりというようなことが読み取れるかもしれません。しかし、特に日本に対してメンションしてどうだこうだと言っているわけじゃございませんから、このコミュニケに関する限りは私はどうだということはないと思います。
 ただ、一般的な問題として、日本の大変大きな経常収支の黒字というものについてはやはりいろんな点の問題を考えていかなければいかぬ。これは世界経済全体の発展をどうしていくかということだろうと思いますので、そういった幅広い観点から考えていくべきものだろうと思っているところでございます。
 それから、金利の問題でございますけれども、金利の問題につきましてもOECDの中で言っておりますが、特に私どもはこれは日本を名指しして言っておるというふうには受け取っていないわけでございまして、今、国際的に申しますと金利の問題は、正直に言えばドイツの金利がヨーロッパの中でどうだ、こういうふうな話がございます。日本はもう非常に低いところまで金利をやってきておりますから、そういったことは、まさにさらに下げろなどというような話では恐らく私はない、その辺については恐らくヨーロッパの諸国も大体認識を一致しているんじゃないかなと、こう思っておるところでございます。今のところ、それをどうしようとかというような話は、私はまだ俎上に上ってない、正直言って上ってないところではないかなと思っておるところであります。
 もう一つは、所得税減税という話でございますが、これはもう再三お答えを申し上げているところでございますが、私のところは今のところこれを持って東京サミットに臨むというような考え方をするには余りにも所得税減税の問題については問題が多いんではないかというふうに考えているところでございます。

発言情報

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発言者: 林義郎

speaker_id: 33770

日付: 1993-06-08

院: 参議院

会議名: 予算委員会