桜井新の発言 (建設委員会)
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○桜井委員 ありがとうございました。田舎にも相当来ておることも私も十分承知しておるのですが、予算編成のシェアを変えるというような言葉がちらほら耳に入るものですから、どうかひとつ、今までせっかく方向づけてきたことをしっかりと実を結ばせるまでやっていただきたい、こういう意味で申し上げているので、よろしく頼みたいと思うわけであります。
時間になったそうでありますが、最後に一点だけ。
ことしの予算執行は予定どおりに大体できたと聞いておりますが、そして、最近建設資材関係が少しずつではあるけれども上向きになってきた、こういうことを聞いておりますけれども、非常にこの足が遅かったのですね。前倒しで発注した、したと言いながら、市場に景気感が出てくる最初のあれは、資材関係にそろそろ始まった、こういう感じが出なければならなかったのが、非常に足が遅かった。
これにはいろいろな理由があるのですけれども、実は年々急速にふやす公共事業の中で、役所はその消化能力がないと言うと、大蔵省に、そんなにやったって消化能力がないのだからやる必要がない、こう言われるかもわからぬ。そういう懸念もあって、なかなか言いにくいことでありますけれども、建設技術屋ですね、建設技術屋が年々の定数削減の関係で非常に落ち込んできている。無理をして残業に残業で、先ほども私が冒頭のくだりで説明したようなことが間々方々で起きておることが事実でありますので、実はどうしても、これは委員会としても、委員長、ぜひ強く、総務庁等にも話をしていただいて特別増員を図っていただきたい、こう思うのであります。
殊に、最近いろいろな大きな事故が起きている原因は、忙しさもあるし、仕事を知らない人たちが設計監理をしておるという点に非常に大きなウエートがあると私は思っていますので、どうかひとつ、そういう意味で、できれば入省して三年ぐらいは、建設省に限らずあらゆる技術屋さんが、危険を伴う仕事をされる方は、やはり現場の体験を踏んだ上で本来の仕事に入っていくという習慣を、日本もここまで経済大国になったのでありますから、それぐらいのお金を使っても決してむだにはならぬ、私はこう思っております。
その方途は、五年で三年分ぐらいの研修期間のゆとりをつけさせるためには、定年退職を少し先へ延ばすなり、あるいは退職した人たちを臨時雇用するなりすれば、技術屋の数としてはそうやっても間に合うはずでありますので、三年ぐらいはどうしても新入職員がダブって研修ができるような仕組みを進めていただきたい、こういうことで強く要請しておったのですが、この点についてどういう考えで進めているか、ひとつ事務局の方から。