高鳥修の発言 (予算委員会)
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○高鳥委員 さてそこで、私は、きょうは主として経済政策あるいは財政問題あるいは行政改革などなどについて、総理の所信をただしたいと思います。
私の質問要旨についてはかなり細かく総理に事前に差し上げてございますので、なるべく総理御自身の口からお答えをいただきたい、御要望をしておきます。
まず、経済政策についてでありますが、現下の情勢はいわゆる平成不況、戦後かつてない長期間の不況である、しかも先が見えない極めて厳しい状況にあるというふうに言われております。
実は、私は、ちょうど衆議院が解散されましてから、船田長官がおやめになった後、経済企画庁長官を拝命をいたしました。そして、宮澤内閣が総辞職をし、そして細川内閣が成立するまで経済企画庁長官を務めさせていただいたわけであります。
私の前任者の船田さんのときに、これは船田長官の個人的な見解であるのか経済企画庁の公式見解であるのかはともかくといたしまして、日本経済は底を打った、これ以上悪い状況にはならないというような所信の披瀝があったわけであります。これに対して通産省側からは、まだまだそんな状況ではないということで、通産と経済企画庁の若干の対立があったわけであります。
しかし、私が就任いたしましてから後、総選挙が終わるまでの間に円高は急速に進みました。今は百九円前後になっておりますが、あの当時は、一ドル百四円から、そのような状況で進行していったわけであります。私は、当時、表向きには申しませんでしたが、瞬間風速一ドル百円もあり得べし、そういうことを念頭に置いた対策を経済企画庁としては考えなくちゃいかぬよということを申しておったわけであります。それにさらに冷夏が長引きまして、一層景気の先行き不透明というか足を引っ張ったという状況になったわけであります。
そこで、まず、現下の経済状況について総理はどのように認識しておられるか、このことを承りたいと思います。