高鳥修の発言 (予算委員会)

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○高鳥委員 さて、実はこの提案されております補正予算では、歳入の面で、租税及び印紙収入全体として五兆四千七百七十億の減収を立てておるわけですね。それにこの前の第一次補正で、これは政策減税分だということでありますが、二千四百六十億円の減を立てておるわけでありまして、平成五年度の当初から見ますと、合計で五兆六千二百三十億減額をしておるわけですね。
 これは大蔵大臣にお尋ねをしようと思いますが、そもそも五兆六千二百三十億減額した、あるいはこれよりまだ歳入は減るかもしれません、今の状況からいきますと、少なくともこれだけ減らしたものがベースになって平成六年度の予算というものが、歳入の計算がスタートをしていくと思うのです。これに対して経済成長率なり租税弾性値なりを掛けて、恐らくこのくらいだろうということをはじき出してやるわけですね。恐らく経済成長率は、まあ今の状況からいったらほとんど期待できない。あるいは私は来年の後半にはよくなってもらいたいと思っておりますけれども、しかし、恐らく六月ごろまでは余りいい数字は出てこないのじゃないかと思いますね。
 そういうことを考えてみますと、恐らく六兆近い減の歳入をベースにして来年の予算というのは組んでいかなくちゃならぬということになりますね。そして、それに対して歳出の方は、幾ら切っても切っても若干ふやさざるを得ないということになっていくのだろうと思うのです。
 そういうことになりますと、まあ私は、これは大ざっぱな勘定でありますから、主計局はいよいよとなるといろんなことをやって前を合わせてしまうわけでありますが、恐らく来年の要調整額というのは八兆ないし九兆というような数字が出てくるのじゃないかと思うのですね。その中で、それにまた五兆円の減税の上積みをするというのは一体どういうことかね。まさにこれは十二、三兆足らないということになってしまいますね。
 そうなりますと、それは消費税の、私は消費税はそう簡単に増徴できるとは思っておりません。おりませんから、それはそっくり赤字国債で賄うのかねということになれば、まさに欺い食いを後年次にツケを回すということになりますね。
 したがって、私は、減税というものは今そう軽々に口にできる状況にはない、私個人としてはそう言わざるを得ないというふうに思いますが、大蔵大臣、どう思いますか。

発言情報

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発言者: 高鳥修

speaker_id: 525

日付: 1993-12-03

院: 衆議院

会議名: 予算委員会