松下忠洋の発言 (決算委員会第三分科会)

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○松下分科員 保安林の整備の日切れを審議するために、そのためだけに本会議が開かれる、これはこれで立派なことですが、本当はこういうことはきっちりと委員会で審議して、そしてわかったというふうにやっていくのが、これからの仕事のみんなの職員の士気を高める、そしてまた一緒にやろうという団結が出てくるのですよ。そういうことをこれから決して忘れないで仕事をしてもらいたい、そういうふうに思います。
 塚本長官もお見えでございますからいろいろお聞きしたいと思いますが、森林の役割です。
 非常に御苦労をなされながら、国有林も含めて、一般の民有林の治山等も含めて、全国の森林の管理をしておられる。戦後いろいろな洪水がたくさん起こり、そしてその原因を探っていくと、やはり治山治水、山が荒れて、そして山河が荒れて国が荒れたということになるわけですね。そういう森林の役割というのをもっときっちりと国民に知ってもらわなければいけない、それが一つ。
 そしてまた、林野庁、農林水産省の役割も大きいと思うのですよ。国民の財産でありますし、その中には、森林を育成して、伐採して、そしてそれを売って生活の糧にしたり、いわゆる木材の生産の場でもありますけれども、もっと大事なことは、これからは国民の財産である森林、そこで持っている公益的な機能、御存じですね、そういうものがやはりしっかりと発揮されるような森林にしていかなきゃならない。
 それは天然林そのものがいいという意見もございましょうけれども、やはり森林ですから生産もしなければいけない。となりますといろいろな手法があると思います。北海道ではトドマツを植えたりカラマツを植えたりするでしょうし、また、中部山岳地帯から南ヘかけては杉、ヒノキということもあるでしょうけれども、そういう森林をきっちりとその地域に合った形で育成していくということが大事だと思うんですね。そういう森林の機能をしっかりと高めるための役割、これをきっちりとこれから林野庁にやっていただかなければいかぬ、こう思うんですよ。
 そういうことで、後でまた御質問しますけれども、杉やある、は一つの 森林を育成するための単層林、一つだけ植えてしまっている。そういうことで本当に森林がいいのかどうかということもあるんですよ。今の森林の現状をどのように考えておられるのか、将来公益的機能を十分発揮させるためにどのようなふうに国民の財産の森林を育成しようとしておられるか、そういうことをお聞きしたい。経営が不振で、非常に経営がつらいということもあるでしょうけれども、乗り越えて、どういうふうにすればいいのかという知恵を出さなければいかぬ。その辺のところを本当に国民と一緒になって考えていかなければいかぬのじゃないでしょうか。そこをひとつ腹を割ってお考えを聞かせていただきたい、そう思います。よろしくお願いします。

発言情報

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発言者: 松下忠洋

speaker_id: 26722

日付: 1994-05-26

院: 衆議院

会議名: 決算委員会第三分科会