萩山教嚴の発言 (建設委員会)
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○萩山委員 ただいま建設委員長から御提案がありました二法案について質問をするわけでありますが、第一に、高齢者、身体障害者等が円滑に利用できる特定建築物の建築の促進に関する法律案について御質問したいと思います。
我が国の高齢化は、西欧諸国に例を見ないスピードで進展をするものと予測されております。国連の資料などによりますと、六十五歳以上の人口が全国民の七%に到達してから一四%になるまでの期間を見ても、イギリスの場合や旧西ドイツが四十五年かかり、アメリカは七十年と見込まれております。我が国は二十五年で到達されるとされております。二〇二〇年には、我が国は六十五歳以上の高齢者が四人に一人、二五%となるのに対し、私の選出されております富山県においても、高齢者は全国有数のものであろうと今から言われておるわけでありますが、イギリス、アメリカが一八%、旧西ドイツが二二%と見込まれております。これから猛スピードで高齢化が進展し、本格的な高齢社会を迎えることになるわけであります。
私は、国民が長生きできるということは大変結構なことであると考えております。だれもが平和の下で、健康で豊かな楽しい人生を送ることができるようにすることが、政治の大切な使命の一つであると考えております。
高齢者は、年とともに全身的な機能の低下が起こってくるわけであります。私に対してもそれが言えるわけでありますが、高齢者の三、四割が日常の歩行に何らかの不安や支障を抱えておるわけであります。階段の昇降に至っては、約五割の人が普通に昇降できないという調査の結果もあるわけであります。人生八十年時代、だれもが健康で豊かな楽しい生活を送ることができるように、人々の生活の場であり、いろいろな活動の場である建築物がきちんと措置されているということが大事だと考えるのは、私だけではないと思うのであります。
また、国としての活力を維持するためにも、元気に生活できる間は、高齢者や障害者の皆さんが自立して人の世話にならずに生活し、専門的な知識や、高齢者であればその豊かな経験を生かして、いろいろな形で能力や創造性を生かしつつ社会経済活動に参加していただくということが重要であると考えておるわけであります。
そこでお聞きいたしますが、こういうためには、建築物は高齢者や障害者の方々が利用しやすいようになっていなくてはいけないと考えるのであります。現状ではどの程度の建築物でそのような措置がなされるようになってきているか。また、措置の状況が低いとしたら、その主なる理由は何なのか、住宅局長、御答弁願いたいと存じます。