田中眞紀子の発言 (農林水産委員会)
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○田中(眞)委員 私は自由民主党一年田中眞紀子でございます。
きょうは、初めてこちらの委員会に伺いまして、差しかえでございますので大変緊張しておりますが、御指導いただきますように、よろしくお願いいたします。
私は新潟県第三区の出身でございまして、おいしいコシヒカリ、特に魚沼米は私のところが産地でございます。それで、昨年からのウルグアイ・ラウンド、ミニマムアクセスの受け入れ、それからこのたびの大不作、これは、私は天災ではなくて人災というふうに位置づけておりますけれども、この米不足での大混乱ぶり、少し鎮静化したというふうに報道はされておりますけれども、実態は、私が主婦の目で見ている限りでは決してそんなことはございません。こういう実情を大変ゆゆしきことと思って、嘆かわしいことと思って、ずっと当選以来見せていただいております。
私個人といたしましては、賢くもコシヒカリを家庭内備蓄をしている主婦でございますから、こういうときに慌てふためいたりいたしません。国家はしっかりやっているのだろうと思ったら、国家の方が慌てふためいていて、情けない限りだなと思っております。
私は新潟県の米作り農家の跡取り娘といういわば生産者の立場もございますし、と同時に主婦としての、消費者としての立場もございますから、その二つの観点から、素朴な質問を大臣にさせていただきたいと思います。
先日、ちょっとテレビをひねっておりましたら、つけた途端に、何か古米みたいな顔をしたおじさんが出てきまして、ぼそぼそ言っていて、何を言っているんだろうと。数字ばかり言って弁解しているのです。見たら、肩書に食糧庁長官と書いてありましたけれども、私は役人の数字合わせを聞こうというつもりは毛頭ございません。起こっている現実、今後どうするか、本当の米の、農政の根本はどうあるべきかということについて、政治家としての大臣の御所見を伺いたいというふうに思っております。
大体、先ほど申しましたように、今回の凶作は、備蓄を怠って、そして結局どんどん青刈りまでやってしまって、減反をして、そういう結果、天につばをするというような形でもって起こってしまったというふうに思っておりますが、政府の方は、どうせミニマムアクセスが、今は緊急輸入でございますけれども、そのうち外国から輸入をしなければならないのだから、足りなくなったら、なければ買えばいいのだというようなお考えでいらっしゃるのかもしれませんが、私は、そういうものではないだろうというふうに思っております。
最初に伺いたいことでございますけれども、まず生産者の立場から一番気になることでございますが、減反と備蓄の問題について伺いたいと思います。
その前に、今世間では、ブレンド米の問題とか、主婦の目で見ますと、学校給食の問題はどうすればいいかとか、セット販売はどうであろうかとか、そのほか農薬汚染の問題とか言われております。それぞれ大切なんですけれども、やはりこういう場で伺うときには、私はどうしても生産者の立場としての発言を一番大切にしたいと思っておりますので、なぜ減反を、今のような状況の中であっても、今回は昨年の十一月二十九日に全国一律減反を指導なさったと思います、そして四十万トン分は緩和ということをおっしゃったようでございますけれども、現在の段階で、どういう理由で、どういう基準で減反をさせているのか、その理由をはっきりお聞かせいただきたいと思います。
要するに、適地適産というふうなことも考えておられるのか、離農というふうなことも十分に考えておられるのか、どういう基準で、どこの地域にどれだけの分減反を今回割り当てられたのかを
ぜひ伺わせていただきたいと思います。