田中眞紀子の発言 (農林水産委員会)
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○田中(眞)委員 責任は大臣がおとりになるというふうに理解してよろしゅうございますね。わかりました。食糧庁にはないのでしょうか。食糧庁長官がすぐ農林次官におなりになるということを聞いておりますけれども、国民はその辺も非常に監視しておりますので、大臣も人事をなさるときには十分心していただきたいと思います。
次に、これはまた生産者と消費者両方の立場でございますけれども、食管制度とやみ米の問題について伺いたいと思います。
食管制度は、昭和十七年御案内のとおり成立いたしまして、その経緯も私なりに勉強はいたしております。食管制度の三本柱は、価格と流通と貿易の統制ということになっておりますけれども、現在の状態を見ましても、過去を見ましても、食管制度が成立しました十七年のころにも、法定価格の十倍ぐらいのやみ米があったということは御存じでいらっしゃいましょう。
そうしますと、この価格と流通と貿易という三本柱の中で、現在起こっているこの混乱の中でもうしょっちゅう、この食管制度はとっくに瓦解している、形骸化している等が言われておりますけれども、やみ米が完全に大手を振って通っていますね。このたびも、今度は例えば減反ということを地元で言っても、はっきりと農村の方が、私は減反には応じません、ペナルティーがあっても結構です、やみに回した方が、自由米にした方がいい、不正規米で結構だという方もいる状況になっていますので、流通という面で、生産と流通と貿易の流通の面で、完全に、このやみ米の存在自体をはっきり農家が言い始めているということは、もう形骸化しているわけです。
それで、伺いたいのですけれども、今日の自由主義市場経済の中では、食管制度だけが計画経済であるわけです。本来は国が介在して、高く買って安く売るということをやっていたわけですけれども、今はそれが逆転してしまっています。これは完全に機能していないと思うのですけれども、この制度を、まあ言ってみれば死んだ子を抱いたふり、生きているふりをして動かしているような感じがするのですけれども、大臣はこの制度、たしかきのうのテレビでも、一部見直しをしようということを言っておられましたが、具体的にどういうことを考えていらっしゃるか、御所見を伺いたいと思います。