柿澤弘治の発言 (予算委員会)
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○柿澤国務大臣 お尋ねの件でございますが、日本と韓国との間では日韓定期外相会議を開いておりまして、それを開くべき時期に来ておりました。ただ、なかなか国会日程等との都合で調整がつきませんでしたが、この機会に開催をしようという方向で話が進められたわけでございます。
そして、これも国会日程が許されればという前提でございますが、土曜日に韓国を訪問して、韓国の外務大臣等韓国の指導者との会談をしてまいりたいと思っております。そこでは日韓間の二国間問題、また国際情勢、広範にわたって話し合いをすることになっておりますが、先生御指摘の北朝鮮の核疑惑問題は当面の両国にとっての大きな関心事でございますので、この点についても当然できる限りの話し合いをしてまいりたいと思っております。この点につきましては、私どもとしては引き続き話し合いによる解決ということが最も望ましいという点に立って、韓国と意見を調整をしてまいりたいと思っております。
まだ国連におきましてもとのような措置が決定されますか、未確定の状態でございますので、そうした点についても当然議論はあるかと思いますけれども、これらの点についても両国が協力して有効な形で行動がとれるよう、協力して北朝鮮に対して翻意を促せるような方法がとれるよう努力をしてまいりたいと思います。
また、中国につきましては、御指摘のように、今後ともこの問題では中国が関与していただくということが大事であろうかと考えまして、韓国へ訪問する機会に、時間的に許されるならばということで中国側にも打診をいたしました。日曜日のほんの数時間でございますが、その中で先方も私の訪問を受け入れてくれる方向で調整してくださっているということでございますので、そのときには銭其珠外相初め中国首脳部とも意見を交換してきたい。
そして、中国の考え方につきましては、先般、トウカセン外務次官が参りましたときにも話し合いをしまして、草川先生御指摘のようなお考えを持っているということも承知をしております。その点では中国の真意を十分に伺うとともに、中国と北朝鮮の我々よりも深い関係といいますか、その関係を生かして、ぜひとも北朝鮮にIAEAの査察を受け入れ、そして国際社会の核疑惑を解消するような方向で努力してもらうよう、さらに働きかけをしていただくようお願いをしてまいりたい、こう考えております。