宇野收の発言 (議院運営委員会国会等移転小委員会)
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○参考人(宇野收君) これは、私どもも調査会でキャンベラへ参り、ワシントンあるいはオタワを見て、そしてブラジリアだけはもうあそこはどうもうまくいってないらしいから行かないでおこうということで参りませんでしたが、やはりあの位置を決めたときの考え方というのは、先生御承知のとおり、キャンベラの場合はメルボルンとシドニーの間のところでいこうかなという妥協の産物でございますし、ワシントンの場合も南軍と北軍のあったところの妥協の産物で決まったというようないきさつがあって、どうもそれぞれやはり何か妥協で決まったようなところがあります。
日本の場合にはやはり何といっても基本的に大事なことは、東京に災害が起こったときに同じ系列の災害の起こるような場所ではいけないという防災上の問題が非常に大きな観点の一つではないかというふうに思います。
それ以外に、先ほどおっしゃった陸海空から見て交通のアクセスの非常に便利なところでないと国民が困るのではないかという問題があろうかと思います。これらの問題は調査会といたしましては今回の中間報告を出した後、新都市部会で専門的にこれからいろんな資料も集め、そして詰めてまいるということになっております。大体調査会としては再来年の三月までが一つの期間でございますから、十分にその辺を詰めてまた御報告を申し上げたいというふうに思っております。