石井一の発言 (交通安全対策特別委員会)

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○国務大臣(石井一君) このたび、国家公安委員会委員長を命ぜられました石井一でございます。
 交通安全対策特別委員会の諸先生には、平素から交通警察行政の推進に格別の御理解をいただいておりまして、厚く御礼を申し上げる次第でございます。
 交通安全の確保は国民の切実なる願いであり、国民の生命に直接かかわる重要な課題であります。昨年の交通事故死者数は四年ぶりに一万一千人を下回ったとはいえ、六年連続して一万人を超え、まことに憂慮にたえません。また交通渋滞や違法駐車、交通公害、暴走族の問題など、多くの課題を抱えております。
 交通事故の発生には各種の要因が複雑に影響しているわけでありますが、これを長期的かつ継続的に減少させていくためには、運転者一人一人の資質の向上を図ることが極めて重要であります。こうしたことから、五月十日から施行された免許取得時講習の受講義務づけ等を内容とする改正道路交通法、指定自動車教習所の新教習カリキュラムの適正な運用などにより、運転者対策の充実に力を入れることといたしております。
 また、昨年は高齢者の交通事故死者数が初めて若者の死者数を上回りました。我が国は急速に高齢化社会を迎えており、高齢者の交通安全対策が急務となっております。
 私は、これら道路交通を取り巻く諸問題の解決に向け、道路交通の場において高齢者を優しく受け入れるような環境づくりを初め、交通安全教育の推進、交通安全施設の整備、効果的な交通指導、取り締まり、駐車対策などの諸対策を総合的に推進し、安全で快適な道路交通の確保に一層努力してまいる所存でありますので、委員各位の格別の御指導御鞭撻をお願い申し上げます。
 以上、甚だ簡単でございますが、私の所信とさせていただきます。

発言情報

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発言者: 石井一

speaker_id: 29736

日付: 1994-06-15

院: 参議院

会議名: 交通安全対策特別委員会