関根則之の発言 (政治改革に関する特別委員会)

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○関根則之君 厳正公平というのは当然のことでございますけれども、自分たちだけの考え方で厳正公平なんだと言っていたんでは、これはちょっと問題があるんじゃないかと思います。やっぱり広く聞く耳を持っていろいろな関係の方々の意見というものを謙虚にひとつ聞いていただいて、それをどう公平に判断をするのか。特定の者の、個別の利益だけで判断をしてはいけないことは当然のことでございますけれども、広く意見を聞くということ、そのことは非常に重要なことではないか。
 その中で国会における論議というものをぜひ十分聞き取っていただきまして、必要があれば、一応、案ではなくて作成方針ということでぽんと出されたわけでございますけれども、今御説明をいただきましたようにここでの論議というものをもう一回持ち帰って考慮するといいますか、これからの審議にどういうふうに生かしていくのか、それはまた審議会の中で考えることだ、こういうような感じの御答弁があったわけでございますけれども、ぜひひとつこれから行われます参議院における審議の意見の開陳等につきましても参考にしていただきますようにお願いを申し上げる次第でございます。
 ところで、今度の基準をおつくりになりますに際しましては——物事は何でもそうなんですけれども、政治学の講義などを聞くときも最初のときに政治学とは何ぞやという定義を先生が述べられるわけですが、そのときに、政治学とは何ぞやという定義を完成するにはやっぱり政治学のすべての項目について勉強した最後のときにわかるんだ、そういうようなことが言われます。私は、やっぱり物事というのはそういうものではないかというような感じがしてしようがないんですけれども、基準をつくるというのも最初に基準が出てくるんじゃないんじゃないかという感じがしてならないわけでございます。
 個別の具体の区割りにその基準を当てはめたときにどうなるんだ、そこまでいって、各地域ごとに落としてみてどうなるんだということを考えて初めて、ああこの基準は正しいからこれを基準として採用しようではないか、そういう手法を用いるべきではないかというような感じがしてしようがない。
 いわば、物事を決めるときに、基準を決めるときに、演繹的な方法で決めるのかあるいは帰納的な形で基準を決めていくのか、どっちの方法で審議会としてはこの基準をお決めになったんですか。

発言情報

speech_id: 112914575X00519940622_010

発言者: 関根則之

speaker_id: 3254

日付: 1994-06-22

院: 参議院

会議名: 政治改革に関する特別委員会