関根則之の発言 (政治改革に関する特別委員会)

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○関根則之君 もう既に終わったことですから余り申し上げるつもりはありませんが、その辺の統一がとれてないために県によって大変取り扱いがまちまちだったものですから、あちこちでいろんな、おれのところは知事から意見を何も聞かれていないよというようなことも出てきておりますししますので、こういうときにはできるだけある程度手法を統一して連絡をしてやった方がいいんじゃないか、そんな感じがしてなりません。時間が、知事からの意見が出てきて、それから基準ができるまでの間に大変忙しく処理をなさった関係もあり、これは何か政治的な配慮もあったのかもしれませんけれども、そういうこともありまして、必ずしも十分知事からの意見が生かされていないんじゃないかということを実は私は心配をしているわけでございます。
 例えば一九五八年のイギリスの法律では、地方当局あるいは当該選挙区の百人以上の有権者によって異議が出された場合には、区割り委員会の地方調査、ローカルインクワイアリーをやった後でなければ区割りを決めちゃいけないよ、そういう規定を設けているんです。そういうようなこともぜひひとつ、先ほど、基準はこれで最終じゃないんだ、これからの作業でも我々の意見も聞きながら、また基準そのものについても審議会の中で議論をしていくんだと、こういうお話でございますから、ぜひこれからも最後の仕上げの段階まで、知事あるいは地方団体、関係の議会、そういったところからの意見というものには十分耳を傾けていただきたい。ただ、自分たちはこう考えるんだというだけで押し切ってしまわないで、いわば帰納的な方法といいますか、そういう手法を大事にしていただいて、区割りをやっていくようにお願いをしたいと思います。
 ところで、区割りを定めるときに選挙区の本質について、これは総理にもちょっと考え方をお聞きしたいんですけれども、選挙区は何だと思っていらっしゃいますか。といってもなかなか抽象的な質問で申しわけないんですが、一定の人口で区分けをした単なる人口単位なんだというふうに選挙区をお考えになるのか、あるいは選挙区というのはそうじゃないよ、一種の地域共同体的なものなんだよ、そういう考え方をお持ちになるのか、どちらでしょうか。

発言情報

speech_id: 112914575X00519940622_014

発言者: 関根則之

speaker_id: 3254

日付: 1994-06-22

院: 参議院

会議名: 政治改革に関する特別委員会