関根則之の発言 (地方行政委員会)

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○関根則之君 現地を見て大変有益だったというお話ですから、有益なのは結構でございますけれども、この前シディベさんがおいでになったときも私どもが、私どもというのはそのときまだ私は役所におりました関係で直接対応したんですけれども、ともかく日本の消防職員の処遇でありますとか士気の問題を含めてよく見ていってください、特に給与水準とか生活水準とかそういうものについては、ILOに加盟している諸外国、数が多いわけですけれども、そういうところの職員と比較して日本がどの程度の地位にあるのか、その辺のところまでよく比較しながらごらんをいただきたい、そういうことをお願いをして、お帰りになるときに私の部屋へ寄っていただいたものですから、そのときに、日本の消防職員の待遇というのはおたくの国の消防職員に比べていかがでしたかというような質問をいたしましたら、それはもうはるかに日本の消防職員の処遇の方が水準の高い処遇を受けているものと思いますと、そういうような所感を漏らしておりました。
 そういうことを踏まえて、日本の消防職員が虐待されているとか不当に労働条件を厳しく設定されているとか、そういうことはおよそ考えられないというような印象をお持ちになったんではないかというふうに私自身は実は受けとめたわけです。
 非常に友好的にお帰りいただいたんですけれども、実際、ILOの場へお帰りになってそこで報告書のようなものにまとめていただいたんだと思うんですけれども、そこでの議論が始まりますと、何かいかにも日本の消防職員というものの労働条件が非常に劣悪であるとかあるいは団結権が制限をされているんだとか、そういうニュアンスのものに実はまとめられてくる。そういうものがまたILO、ジュネーブから日本へはね返ってくる。日本の報道機関もそういうものを受けとめて、何か日本の消防職員というのは大変な状態に置かれているんだというようなニュアンスの報道となってマスコミで取り上げられる。そういうことを実はもうひしひしと感じたわけでございます。
 したがって、今度も非常に有益であったというお考えで、これは大変だとかここのところに問題があるんだとか、格別そういう問題の指摘はございませんでしたか。

発言情報

speech_id: 112914720X00219940328_011

発言者: 関根則之

speaker_id: 3254

日付: 1994-03-28

院: 参議院

会議名: 地方行政委員会