関根則之の発言 (地方行政委員会)

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○関根則之君 大臣、先ほどの本会議で地方消費税の問題が出まして、大変意欲的な御答弁をいただいたと思います。私も消費税を将来検討する場合には、当然地方の独立税源を強化していくという観点からこの消費税のあり方、いわば地方が独立の消費税といいますか、地方の消費税というものを検討していく価値は極めて高いものがある。これは本当に真剣にやっていかなければならないし、これから地方の税源を拡充強化するといったって、もう細かい税、木引をいつまでもやっているわけにいかないんですから、またゴルフ税を特別に徴収するわけにもいかないし例の地方特別消費税でありますところの料飲税を徴収するわけにもいかないでしょう。
 これから地方の税源をだんだん強化します。言葉としては非常にいいんだけれども、それじゃ本当にその税源があるのかといったら、これは所得課税は別ですよ、法人の所得税あるいは法人税、事業税、そういった法人所得に対する課税、この面はまた別ですけれども、それ以外で地方にいただける税源というのは本当に数えるほどしかないんですよ。どうしたってこれからは間接税が中心になってくる、消費に着目した税というものをやっぱり真剣に検討をしていかなけりゃいけないだろう、そう思っています。
 だって、直間比率の是正だとかなんとか、これも格好のいい言葉を言いますけれども、直間比率の是正なんて簡単にできる話じゃないんですよ、一%動かすといったって大変な金額が必要なんですから。そうでしょう。国税が六十兆円超えているし、まあことしはちょっと下がったから五十五兆円ですけれども、地方税だって三十二兆円あるわけでしょう。それの一ポイントを動かすということになると、三十二兆円の一%というのは幾らですか、三千二百億でしょう。それだけの税源。しかし一ポイント動かしたんじゃ直間比率が動いたなんということは言えませんよ。直間比率が動くということになれば一〇%ぐらいは変えなきゃいけないでしょう。七〇%を六〇%にして果たして直間比率が変わったと言えるのかどうかわかりませんけれども、それにしたって、そうなると五%、もう大変な金額を、兆単位の税をかませないと直間比率を大幅に動かすなんてことはできないわけです。
 だから、これから私は消費に対する課税というものを、消費税とは申し上げませんが、そういうものを本当に真剣に考えていかなければいけないと思います。そういう意味で、大臣が先ほど本会議における答弁を積極的になされたことについては私は基本的には賛成です。しかし、それをいつどういう形でやるかということについていろいろ問題が出てくると思います。
 大臣が先ほどの御答弁で言われました地方消費税を検討対象に加えていくというのは、考え方としてはどうなんですか、今の消費税三%の中でそのうちの一定部分を地方消費税として考えているんですか、それとも三%の全体をふやして、ふえた分のどの程度かわかりませんが、要するに上乗せ分で地方消費税というものを考えているんですか、どっちですか。

発言情報

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発言者: 関根則之

speaker_id: 3254

日付: 1994-03-28

院: 参議院

会議名: 地方行政委員会