井上吉夫の発言 (農林水産委員会)
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○井上吉夫君 竹内委員長、大変御苦労さまでございます。
申し上げるまでもなく、我が国は極めて急峻な地形と降雨量の多い国であります。したがって、自然を守るということが極めて困難な地形の中にありながら、恐らくは世界でも一、二を争うような森林国になって、そして国土が保全されている。そういう中で果たしてきた保安林整備事業というのは、これは今後も続けていかなきゃなりませんけれども、関係者の努力によって今日があるということを考えますと、私どもはこの国土をお互いにしっかり守っていかなきゃならぬという気持ちを深くするものであります。
提案理由の中にも述ベておられますように、戦中戦後の森林の過伐等によって山地が大変荒れてまいったという状況のもとで、昭和二十八年には特に西日本に連続して大災害が発生したことを契機として、緊急かつ計画的な保安林の整備を進めて国土の保全に資することを目的として制定されたのが保安林整備臨時措置法であり、その後、十年間の限時法として四回延長されて今日に至っているということは各位御承知のとおりであります。
そこで、この機会に改めて、昭和二十九年から始まりました保安林整備臨時措置法の各期ごとの特徴といいますか、そういうものを振り返って、このことは事務方の方がいいと思いますから、林野庁長官に各期ごとの保安林整備臨時措置法のそれぞれの特徴と実績といいますか、そういうことについて一通り説明をしてもらいたいと思います。