塚本隆久の発言 (農林水産委員会)

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○政府委員(塚本隆久君) ただいまお話にもございましたように、昭和二十九年に十年間の限時法として保安林整備臨時措置法は制定されたものでございますが、その後、保安林をめぐる社会情勢等の変化に対応するため、昭和三十九年、昭和四十九年及び昭和五十九年の三回にわたりましてその有効期限が延長され、今日に至っております。
 その間、第一期、二十九年から三十八年まででございますが、第一期には災害の防備を主たる目的とした保安林の整備が促進されました。それから、その後の第二期には、我が国経済の高度成長による水需要の急激な増大に対処いたしまして、水源涵養保安林の整備を中心とした保安林整備が促進されております。さらにその後の第三期には、都市化の進展、生活環境の悪化や森林レクリエーション需要の増大に対処いたしまして、保健保安林等の整備が促進されております。そして第四期、この十年間でございますが、機能の低下した保安林が増大したことを踏まえまして、特定保安林制度を創設し、約五十三万ヘクタールの特定保安林の指定等を通じて保安林の質的整備を実施するとともに、地域の実情に即したきめ細かな保安林の配備を行ってまいったところでございます。
 これらの措置によりまして、昭和二十八年度末には二百五十二万ヘクタールでありました保安林の面積は、平成四年度末現在で森林面積の約三割、国土面積の約二割に当たる八百三十六万ヘクタールに達するなど、全体的にほぼ当初の目的を達成する等、相当の成果をおさめていると考えております。

発言情報

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発言者: 塚本隆久

speaker_id: 15080

日付: 1994-04-27

院: 参議院

会議名: 農林水産委員会