塚本隆久の発言 (農林水産委員会)
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○政府委員(塚本隆久君) 我が国におきましては、近年、国土の開発、都市化の進展等に伴いまして従来にも増して山地、山ろく地帯に人家、道路等が増加し、山地災害の発生の危険性が高まってきております。また今日、交通網や情報通信網が国土全域に張りめぐらされておりますことから、小規模な土砂崩壊等であってもその機能の一部損傷が全体の機能低下に結びつくという脆弱性も有しております。
このような中で、最近の我が国における自然災害の被害は、平成二年の阿蘇・竹田地域における豪雨災害、平成三年の大分県等における台風十九号災害、平成五年の鹿児島県等における豪雨災害に見られますように、林地崩壊等が人家、道路等を直撃しまして、人命、財産が失われるような災害が後を絶たない状況にございます。
こうしたことから、山地災害の未然防止を図るために、災害の危険性の高い地域等、必要な箇所に保安林を適切に配備するとともに、機能の低下した保安林につきましては、特定保安林制度に基づきまして所要の整備を行い、その早期解消を図っていく考えでございます。