野別隆俊の発言 (農林水産委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○野別隆俊君 時間が過ぎていきますから簡単に申し上げますが、今の問題について、九十何枚とも言われましたが、そうじゃなくて、できるだけ多くの子供たちが山に行く山学校もやったらどうか。そうして、山の体験学校をどんどんやらせるべきです。私どもは山の中で育ちましたが、山でどんなことでもできるように、危険だ危険だということでやらないことに問題があるのです。もう少し文部省も思い切ってやっていただきたい。
 そして、正しい教育ということになると、僕は先生方に、林野庁の専門の方々がたまには各県の郡部ぐらいでもいいから集まって年間一、二回ぐらいは学習をやって、山のことについて子供に教育のできるような質のいい指導がないと、ただ教科書に書いてあることを読んだような教え方ではだめなんです。ぜひひとつそういう面では林野庁としてもこれを考えていただきたい。
 それから今度は、山に行く場合も、林野庁の、その人の考えじゃなくて、山が今こうだということを十分話のできる人たちを、そういう教育のためにも山で指導する。そうして山に対する認識を、ただ遊びだけじゃない、遊びだけでも効果はあります、いい空気を吸うだけでも。しかし、それだけじゃなくて、山の認識を高めるということが今大事であります。その点についても積極的に対応していただきたい。
 それからもう一つ、山の認識を高めるために、国会には林業活性化議員連盟があっていろいろ勉強していただいております。最近、地方でも積極的にこれを取り上げていただくように進めているわけでありますが、私の県も四十四市町村ありますが、もう既に六〇%の市町村は林業活性化議員連盟をつくりました。議員の皆さんも道路をやるときには鉢巻き締めて一生懸命になりますけれども、自分たちの生活の糧の山の問題については今まで余り積極的にそういう運動がない。こういうことも、山の認識を高めるためにも都市の市町村も積極的にこれをつくらせる。私の県では市が八つありますが、この中の七つはもうできている。しかもそれは川下です。川下が理解をしていかなければ山を守ることはできないのです。積極的にこれに取り組む。
 林野庁は自分たちのことだと思ったらだめなんですよ。だから、余り積極的でない。しかし、私の県は、もう営林署長を初め働いている労働者の皆さんが一緒になって市町村の議会に行って、そしてまた地域の労働者と一体になってそういう話を進めていますから、今四十四市町村の中の二十六か七もう既にできています。そうして、多くの人たちが認識をする、議会もみんなでこういう認識をしていく、こういう運動が必要だと思うので、もう少し積極的に林野庁も出先にそういう指導ができるようにお願いをしたいわけであります。
 以上です。

発言情報

speech_id: 112915007X00419940427_027

発言者: 野別隆俊

speaker_id: 20266

日付: 1994-04-27

院: 参議院

会議名: 農林水産委員会