野別隆俊の発言 (農林水産委員会)

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○野別隆俊君 次に、水質保全目的の保安林の問題についてお伺いいたしますが、この問題は、私は宮崎市出身でございますから、宮崎市の水は市のちょっと上流の方で確保しているのでありますけれども、その上流が、森林だけならきれいな水でございますけれども、養豚団地、牛の団地、鶏の団地というのがございまして、大変汚水が濃度の濃い汚水になっておって、もう水が飲めない状態なんですね。これはもう宮崎の市長は腹かくかもしれませんが、現実にそういう状態に来ているんです。水道局はカルキをいっぱい入れて、あれは、においがありまして飲めないような水なんです。
 水の加工はなかなか大変なんです。水質はもう悪くなる一方。それでどういうことにしているかというと、飲み水は山にとりにいくのです。一週間分ぐらいをとりにいくんです。日曜日に山に行って水をとってくる。そして、飲み水はそれを飲む。水道水が飲めない状態に来つつある。そして、機械を入れている。高いものは十五、六万、安いのでも六万ぐらい。水道がありながらもそういう機械を入れなきゃならぬような状態がある。もありますから、二、三十キロぐらいのところにそういう小さい保安林があって、ダムができて、そこから水がとれるようになれば良質な水が飲めるわけです。個人個人が十何万もかけて施設なんかする必要のない状態をつくっていくことが大事なんです。
 これは林野庁の責任だけではありませんけれども、国家的責任です。しかし、林野庁としても、国民の前に一つ一つやっぱりそういったいいことをやっていく、それが林業政策の理解を高めることにもなるわけでありますから、その点をひとつ。
 それからもう一つ、時間がありませんから申し上げますが、防潮保安林ですね。
 私のところは十号線沿いに延岡市がございますが、あれから三キロぐらい手前のところに行きますと、これは林野庁の山でございますが、松の木が全部枯れました。もう九〇%枯れている。今まで海が全然見えなかった、木で。ところが、この五、六年の間に透き通って見えるようになったんです。それは台風の災害で木が痛めつけられたのと、一番大きいのは何といっても松くい虫、これにやられてしまった。ですから、もう風が来たらすうすうと通るので、今度は家屋の被害が大きく、これはもう甚大な被害が出ているわけです。それを今から育てなきゃならぬ。
 なぜあれが何本か枯れていくのに防除をやらなかったのか。枯れたままずっと置いている。ですから、次々拡大をしていく。あれを一本一本やって後処理をすればふえないはずなんです。こういうことがやっぱり置き去りにされている。これは予算が足らないからできないと言えばそうかもしれませんけれども、こういったことを林野庁みずからやっているわけであります。
 防潮林、防風林は大事な役割を果たしているんです。こういったことについての対応をどうされるのか、ぜひひとつお伺いをしておきたい。

発言情報

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発言者: 野別隆俊

speaker_id: 20266

日付: 1994-04-27

院: 参議院

会議名: 農林水産委員会