寺澤芳男の発言 (本会議)

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○国務大臣(寺澤芳男君) 吉川議員より、今後の景気回復の見通しにつき御質問がありましたので、お答えいたします。
 景気の現状は、明るい面としては公共投資が堅調であること、住宅の建設が高い水準で進んでいるということ、個人消費にやや持ち直しの動きが見られますが、一方、設備投資は減り続けておりますし、企業の収益や雇用情勢も依然厳しい状況にあります。一口で言えば、我が国経済は一部に明るい動きが見られるものの、総じて低迷が続いているというふうに言えると思います。
 政府は、何回かに分けた経済対策の実施によってこの景気低迷に対処してまいりました。ことしの二月には十五兆円を上回る総合的な経済対策を決定いたしました。平成六年度予算についても、可能な限り景気に配慮するよう努めてまいりました。これからもこれらに盛り込まれましたいろんな施策をきちんと実行していきたいと思います。
 平成六年度の政府投資は高い伸びとなり、住宅投資も堅調に進むものと見込まれ、国内需要にも波及していくものと思います。これに加えて、今度の大規模な所得減税によって耐久消費財のストック調整が進み、個人消費の伸びも高まり、民間部門のマインドを好転させるものと期待いたします。
 このような動きの中で設備投資も回復に向かっていくものと考えられ、我が国の経済は六年度中に本格的な回復軌道に乗るものと見込まれます。(拍手)
   〔国務大臣石井一君登壇、拍手〕

発言情報

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発言者: 寺澤芳男

speaker_id: 22946

日付: 1994-05-16

院: 参議院

会議名: 本会議