木村義雄の発言 (厚生委員会)
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○木村(義)委員 今大臣も、まず政治家の務めとして平和を求めることが大変大事だ、こういうお話がありました。まことにもっともなことでございます。
私ども、先ほど申しましたように戦後生まれの者でございます。戦争の時代に生まれてなくて本当に幸せなときを過ごさせていただいてきたわけであります。しかし、それはやはり、こういう大変な被害に遭った多くの方々の本当に艱難辛苦の大変なる犠牲の上に今我々は平和を甘受させていただいているのだ、そういうことを感じますと、こういう被害者の方々にできるだけのことをしてあげたい、こう思うのはまさに当然のことでありましょう。
私どもの本委員会におきましても、今回は異例ともいうべき長時間の審議、また中央においては参考人、地方では広島、長崎、大変タイトな日程の中で委員長以下多くのすばらしい先生方に行っていただきました。真摯な現地の方々の声を聞いてきたところでございます。その現地の方々の声の中にこういうのがございます。我々は金をくれと運動をしているのではないのだ、再び被害者を、被爆者をつくらないための国家補償、これを求めているんだ、こういう言葉がありました。これは我が岩垂委員長から私も何回も聞いた言葉でありますが、私は率直な話、この被爆者の皆さん方の本当の素直な心はここにあるのではないか、お金ではないんだよ、心なんだよ、これの悲痛な叫びが何か聞こえてくるような気がいたしてならないわけでございます。
そして、まさに国家補償というのが、国がコンペンセートする、補償するという意味が、ここで言うのはそうじゃないんだ、お金でもって補償してくれというんじゃないんだ、これからずっと平和でいてほしい、今後このような苦しみを自分の子々孫々やまた多くの国民に決して与えてはいけないという、ギャランティーとかトラストとかいう意味での保証ではないのでしょうか。こんな点をまた大臣、私はその辺、ホショウという意味が違うのではないか、そういうことをお聞きしたいのでございますが、いかがでございましょうか。