木村義雄の発言 (厚生委員会)
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○木村(義)委員 実は私が期待している答弁というのはまさにそういうことだったのですよ。本当に今こういう場で、やはり戦後五十年ということでこういう議論が行われること、総理を初め多くの方々が、やはり五十年として何かしなければいけない、そういう思いがこの国会を動かし、また多くの国民の皆さんに感動を与えていく。そして、広島や長崎の御苦労された皆さん、あるいは被爆を受けながら全国に散っている皆様方の御苦労に感謝しようと、そういう心がつながってくるのではないか、私はそう思えてならないわけでございまして、やっと大臣から私が期待をしていた答えが出た、そう思えてならないわけでございます。
それからもう一つ、ここで感じるようなことは、この特別葬祭給付金、広島と長崎の方々に、いろいろな仕分けがありますけれども、国債として十万円渡される。ここは非常に微妙な問題で、またこれはこの委員会で大変議論をされたところでありますけれども、一般戦災者の方々との区別が今回随分問題になりました。しかし、私は、今回こういう形で法案で決着がついておりますけれども、やはり一般戦災者の方々の気持ちを思いますと、あの東京大空襲、B29で大量の焼夷弾がばらまかれ、あのまさに業火のような炎熱地獄の中で今度は機銃掃射また直撃弾、こういう方々のそのときの状態を考えますと、この阿鼻叫喚、どこが広島、長崎と違うのだろうか、こう思いますと、これはそう簡単に違うということでは、私は割り切れない。それは放射能とかいろいろな問題があるかもしれません。しかし、そのときのそのわずかな時間の状態、その地獄絵、これは本当に分けることができるのだろうか、これを思うと、私は何か割り切れないものを感じるわけでございます。
そこで大臣、今回は広島、長崎の原爆の方々でありますが、一般戦災者の方々、もちろんこれは大きく手を広げるわけに、今の国の財政状態、その他いろいろなことを思いますと、これはできません。しかし、そこで、先ほどの心でありますから、一般戦災者の方々のそういう被害に遭った方のお気持ちに対して、大臣が何か思っているものがあれば、私はぜひこの場でお話をしていただきたい、こう思うわけであります。