佐藤功の発言 (政治改革に関する調査特別委員会)

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○佐藤参考人 初めに申し上げますが、将来、一対二・一三七というのがさらに拡大して、一対二・四になったり二・五になったりする。するとその場合にまた訴訟ということになりまして、裁判所がその一対二・五というようなものが違憲かどうかということを判断することになるわけですね。その場合に、私は先ほど申しましたが、おおむね一対二、ある程度一対二を超えるという場合
もこれは認めざるを得ないと思うのですね。それで、それが限りなく三に近くなったりするとそれは問題かもしれませんが、それは、先ほどから申し上げておりますように、現に生じている格差というもののそれぞれについて判断するよりほかしょうがないというふうに私は思うのでございます。
 それから、まあ平等の原則からいって、人口比率、いわば究極の理想と申しますか、これは一対一だと思うのですね。しかし、私どもが一対二ということを申しますのは、やはり、選挙区によって一人分が二人分になるということは、これはもうぎりぎり限界を超えるものであるという、だから一対二、おおむね一対二ということを基準にして考えるわけでございます。一対一を基準にして考えるならこれはまた、今の一対二・一三七が違憲だと言われたらこれはもう申すまでもないことになるわけですけれども、私は、理想としては一対一でありましょうが、現実的に考えますと一対二ということがぎりぎりの基準ではないかというふうに思うわけでございます。

発言情報

speech_id: 113104573X00519941101_012

発言者: 佐藤功

speaker_id: 10466

日付: 1994-11-01

院: 衆議院

会議名: 政治改革に関する調査特別委員会