町村信孝の発言 (税制改革に関する特別委員会)

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○町村委員 村山内閣発足の折に、社会党、さきがけ、そして自民党、三党で三党合意というものをつくりました。今改めてその合意事項のうちの税制改革についての部分を眺めてみますと、所得、資産、消費のバランスのとれた税体系の構築とか、あるいは不公平の是正、課税最低限の引き上げ、税率構造の改善、益税の是正、間接税率の引き上げ、地方の自主財源の確保等々、大体この合意事項に盛られた内容も今回の法律の中に私ども盛り込むことができたのではないだろうか、こう思っておりますし、そのエッセンスを今両大臣にお述べいただいた、こう思っております。
 いずれにいたしましても、税制改革、一遍に、一つの理念に沿ってすべてをぱしっと一回の改革で割り切ることは難しいだろうと思います、すべての人に税制というものは関係を与えるものでありますから。先ほど大蔵大臣、大きな第一歩という表現をされましたが、私ども自由民主党からすると、これは大きな第二歩目だと、実はこう思っておりまして、大きな第一歩は、実は昭和六二、三年ごろ、消費税を創設をした。そこで、相当もうごうごうたる世の中の反対があったにもかかわらず、私ども自由民主党は、やはり直間比率の見直し、所得、消費、資産のバランスのとれた税の姿をつくろうということで、私どもとしては消費税を創設した。言うならばあれが第一歩であり、今回はまた大きな第二歩であったのだなと、こんなふうな位置づけをしているわけであります。
 ただ、なかなか世の中に説明をするのがやや難しいかなと思っておりますのが、実は、その所得、消費、資産のバランス、何が最適バランスなのか。なかなかこれ数字であらわすことは実際難しいのでありますけれども、しかし私は、いずれにしても今回の改革が、よりよいバランスに向けての、そういう意味じゃ大変大きな前進を示すことができたのではないかと、こう思っているのですが、このバランス論と今回の税制改革の関連というものを、大蔵大臣、どういうふうにとらえておられるか、お答えをいただきたいと思います。

発言情報

speech_id: 113104583X00219941020_010

発言者: 町村信孝

speaker_id: 34906

日付: 1994-10-20

院: 衆議院

会議名: 税制改革に関する特別委員会