井出正一の発言 (税制改革に関する特別委員会)

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○井出国務大臣 お答えいたします。
 今山本委員御指摘の、年金の未加入の方が大変な数いらっしゃることは事実でありまして、このままこの皆さんが未加入でいらっしゃると、いずれは無年金者にもなってしまわれるわけでございますから、これは年金制度にとりまして大変重大な問題だと認識しております。したがいまして、何とかしてその未加入の皆さんにいろいろな手段方法を通じて御理解をいただいて、その解消に努力していかなくちゃならぬと考えておるところであります。
 具体的には、国民健康保険との連携を強化し、届け出書などの一体化等による届け出漏れの防止とか、あるいは住民基本台帳等の活用による届け出漏れ者の把握とか、さらには戸別訪問等による積極的な届け出奨励の実施とか、従来からその努力もしておるところでございますが、さらに一層していかなくちゃならぬと思いますし、特に都市部の若年齢層に対して、かなり未加入の人が多いわけでございますから、学校教育との連携による年金教育の推進とか、昨日から始まっております、年金週間が実施されておるわけでございますが、この間におけるいろいろなPRとか、あるいは大学祭とか成人式等の行事に際しての広報、イベント等の実施等、多彩な広報活動を通じて年金制度の周知徹底を図っていこうとしておるところでございます。さらに今後は、届け出漏れを防止し、根本的に未加入者の解消を図るべく、公的年金各制度に共通の基礎年金番号の設定にも努めてまいりたいと思います。
 それから、さらにお尋ねのございました、今の若い皆さんがこれから将来年金を受給するころになると、掛けた額よりは少ない額しかもらえないんじゃないか、こういうことで入らない人も出ているんじゃないのかな、こういう御指摘もお聞きしますが、私どもの計算では、確かにだんだん負担がふえていくことは事実でありますから今受給されている方ほどいい率では受給はされないことは確かでありますが、決して負担をした額を下回るようなことにはならないことははっきり申し上げられると思います。
 これは世代と世代のまさに助け合いでありますし、それからその人本人にとりましても、今負担している、それからやがては負担されるということから考えますと、やはりこの年金制度を理解していただいて、まさに国民皆年金にふさわしいと言えるような加入率に持っていく努力を何としてもしなくちゃならぬ、こう考えておるところであります。

発言情報

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発言者: 井出正一

speaker_id: 25920

日付: 1994-11-07

院: 衆議院

会議名: 税制改革に関する特別委員会