涌井紀夫の発言 (法務委員会)

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○涌井最高裁判所長官代理者 確かに、従前の裁判所の庁舎のイメージといいますと、どうしても暗いとか近寄りがたいとか、そういったイメージがありましたことは、委員御指摘のとおりでございます。
 今回新しい東京家裁、簡裁の建物を建設する際にも、我々の方としましては、できるだけこれまでと違った本当に国民にとって親しみやすい、開かれた裁判所と申しますか、そういうイメージをつくっていこうという工夫をいろいろいたしました。
 例えば一例だけ申し上げますと、裁判所に最初お入りになった際、正面の玄関をお入りになるわけですが、いわばそこが裁判所の顔ということになるかと思うのですが、今回この新しい建物の正面玄関は、従前の裁判所とは随分違ったイメージになっております。例えば、正面の壁のところにステンドグラスをはめ込みまして、非常に明るい光がそこからとれるというふうな構造も考えました。それから、すぐ入りますと、事件の受付をするスペースがございますが、そこは、従前ですと独立の部屋をつくりまして、閉鎖されたようなスペースでやっておりましたのですが、今回は一階ホールの一部を低い間仕切りで仕切っただけのオープンなスペースにいたしまして、従前に比べればずっと開放的な感じをお持ちいただけるように工夫しております。
 また、裁判所に来ていただいた方がどの部屋に自分は行ったらいいのか、どこへ相談に行ったらいいのかわからないというふうなこともございますので、正面に専属の案内係の職員を配置いたしまして、何でもお聞きいただければそこでどこに行っていただけばいいかということの案内ができる、そういう工夫もいたしました。
 それからもう一つ、事件の処理の関係でもいろいろな工夫をしておりますが、一つだけ申し上げさせていただきますと、簡裁で多い事件に督促事件というのがございます。これは、債権者の方からの申し立てたけで、相手方に異議がなければ簡単な手続で債務名義を出してしまうという手続でございますが、事件数が非常に多うございますので、こういった事件につきましては、非常に大きなコンピューターを入れまして、従前より短い時間で正確で間違いのない処理ができる、そういうふうな工夫もいろいろさせていただいております。

発言情報

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発言者: 涌井紀夫

speaker_id: 30165

日付: 1994-10-25

院: 衆議院

会議名: 法務委員会