則定衛の発言 (法務委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○則定政府委員 御指摘のとおり、このところ検事が参考人等の事件関係者に対しまして暴行を加えたという事例が相次ぎましたことは大変遺憾なことでございまして、私どもとしては深くおわび申し上げたいと思っております。
一般に検察の活動といたしましては、法令に従うところによりまして、真実究明ということで、適正手続を履行して、日夜その職務に精励しているのが多くの職員でございます。
しかしながら、一たびこのような事件が起こったということになりますと、今委員御指摘のように、ほかでも行われているのではないか、あるいは体制上問題があるのではないか、こういうふうに受けとめられるのはやむを得ないところでございます。しかしながら、先ほど申しましたように、大多数の職員、検事を含みます職員は、先ほど申しましたような姿勢で職務に精励しておるわけでございまして、私どもといたしましては、これはあってはならないことではございますけれども、極めて例外的な事例であるというふうに受けとめておるわけでございます。
しかしながら、このような事例が起こったということ自体は、大変これを深刻に受けとめなければならないわけでございまして、やはりその採用面から教育、あるいは通常の検察運営におきます個々の検察官の姿勢に至るまで、この際大いに再考するということは怠ってはならないだろう、こう思っておるわけでございます。
したがいまして、これまで種々の検察官の会同、中央におきますもの、あるいは地方レベルにおきますものにおきまして、この種の事例が再発しないように、関係者とのいろいろな場面における検察官の姿勢というものにつきまして注意を喚起してきたことでございます。
さらにはまた、新たに検察の道に入ってきます若い人たちにつきましての教育指導ということにつきまして、この際思い切った転換を図る、来春からこれを、東京で集中的な導入教育を行うということも現在考えているところでございまして、また検察官がいろいろな分野に関心を持つ、広い視野のもとで、かつまた、バランス感覚を持って平常心で事に当たるというふうな姿勢を若いときに植えつけるということを中心に考えておるわけでございまして、今後ともいろいろな機会に、またいろいろな方法で、例外的ではございますけれども、この種の事例が発生しないように心して考えていきたい、こう思っておるわけでございます。