伊藤英成の発言 (予算委員会)

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○伊藤(英)委員 総理がどんなにそういうふうに言おうとも、しかし、じゃそれに対してどういうふうに受け取るだろうかというと、やはりこれはあくまでこの辺の議論だけではないかと思いますよ、と思われるのですよ。だから、こんなことやってばかりいるものだから永田町の論理、永田町の論理というような言葉が世の中に言われるんだと私は思うのです。
 ある評論家も最近、まさに今の政界は非常識と偽善と無責任がまかり通っている、こういうふうに述べております。だから私は、今のような状態が続けばどんなにか政治に対する不信感というのは大きくなっていくのだろうということを憂えますよ。ぜひこの問題は真剣な問題として考えていただきたいと思います。
 次に移りますけれども、総理が就任をされて三カ月余になりますけれども、私はやはり総理大臣というのはなかなか大変なのだろうな、本当に日本国民全部の責任を持たなければならぬというわけでありますから、いろいろな意思決定ということについて大変な苦しみを感じながらやられるのだろう、こういうふうに思います。
 そうしたときに、きょうはここに後藤田先生もいらっしゃいますが、ついこの間、私も後藤田先生からも本をいただきました。その本の中に、官邸がどれほど多くの情報が集まるシステムになっていないといかぬかということについて、その持論も述べておられました。全くそうだと私は思うのですね。
 そこでお伺いするわけでありますが、ルワンダの難民救援のための自衛隊派遣についての決定の過程でありますけれども、九月の十三日に派遣の閣議決定をされました。しかしそのときに、現地の治安状況についての詳細な情報、状況は、閣議決定の後、十六日に総理のもとに届いたということがあるのではないかと思うのですが、いかがですか。
 さらに、物資輸送のために米軍の大型輸送機C5を借りる予定をしていたのだけれども、そのアメリカの政府からそれは拒否されていたということを当初知らなかったのじゃないのだろうか。あるいはさらに、そのザイールのゴマの治安状況は悪いから、あれは飛ばないように、米軍は飛ばないこと、あるいは日本の派遣計画を再検討すべきだと、その危険を事前警告していたと言われますが、そのことは十三日の閣議決定のときには御承知でございましたか。

発言情報

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発言者: 伊藤英成

speaker_id: 6600

日付: 1994-10-12

院: 衆議院

会議名: 予算委員会