月原茂皓の発言 (予算委員会)

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○月原委員 この論争、いつまでもしておってもあれでございますので、私はここでお願いしておくというか、強く要求しておくことは、これからやはり我々は、憲法九条第一項は自衛力を認めておる、だからそれにつく最小限度のものは、二項では戦力を否定しているけれども、その最小限度のものは持てるんだという解釈に立っているわけです。ところが、違憲に立つ、皆さんは護憲だとかつては言われた、今ではないでしょうが。この条項については、その方々は、二項を交戦権の否定、そういうものから含めて、すべて自衛力も、実力組織も否定しておるんだという立場に立っていたわけですね。
 だから、私が申し上げるのは、これから綱領を直すときに、憲法の解釈についても確固たる解釈を確立していただかないと、国民は安心できないということを申し述べておきたいと思います。
 そこで、今総理は、かつての社会党が日本の国にとって非常に軍拡の歯どめをしたとか、もろもろの制度を確立したというふうなことを強く言われておりますが、もし仮にそのことは評価したとしても、そういうことができた背景というのは国内の情勢だけではないということを、私は総理になったとき認識してもらいたい。ということは、やはり東西冷戦構造があったことは事実です。そして自由主義陣営が、多くの国々が、資力も、人的、物的、あらゆる資源を投入してそのバランスを保つために努力されていたことも大切なことです。その評価をすることは大切です。
 だから、国内で我々がそう考えていたからこのようなことが打ち立てられたんだというふうな考え方に立つのではなくて、その努力もあるけれども、世界各国が汗を流して自由陣営、そして立派なその体制というものを維持するために努力していたんだ、そのことと相まってということを私はつけ加えていただかなければいけない、このように思いますが、総理はどうでしょうか。

発言情報

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発言者: 月原茂皓

speaker_id: 26114

日付: 1994-10-13

院: 衆議院

会議名: 予算委員会