月原茂皓の発言 (予算委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○月原委員 簡単に申し上げますけれども、かって、私は今記憶で申し上げるのですが、宮澤元総理が「東京-ワシントンの密談」という名著を出されております。このときに、米国の方から我が国に対して、自衛力を、要するに防衛力をつくるべきだと言ったことに対して、吉田茂さんが結局、新しい憲法ができたばかりだ、そして若い者は銃をとろうとしない、そして我々は自由主義陣営の最先端にある国だ、その国がもしそういうことをするとするならば日本の国はもうつぶれてしまう、他の陣営に行ってしまうぞというようなことをお話しして、当時世界の警察官であり銀行家であったアメリカは、わかったということで、そのことで進んできたわけです。
 その後、吉田茂さんがある本にも書いてありましたが、日本の国がある段階に達したらその考え方は改めなければならないということを強く言われていたわけであります。ということは、自衛力を持って国家として成り立っていかぬといかぬ、こういうふうなことを言われているわけであります。
 今、社会党のかつての経験からいろいろな諸条件を、防衛に歯どめをかける諸条件をつくることができて、それを評価してもらいたいとおっしゃいましたが、それは、私が今申し上げたことでもおわかりのように、要するに、米国を初めとする自由陣営が大変な平和のために汗を流しておったということと相まってそれが実現したんだと。一歩譲って、おたくの立場に立って言えばですよ、そういうことを認識していなければ、世界各国から見て日本は、極端なことを言えばマッチポンプをやっておったんだ、やろうとしたら、おい、だめだ、いや、これのんでもらわないと国がつぶれるんだ、こういうふうな形で伸びてきたように思われることがある可能性があるものですから、私は強くそのことを認識していただきたいと申し上げているわけであります。

発言情報

speech_id: 113105261X00319941013_014

発言者: 月原茂皓

speaker_id: 26114

日付: 1994-10-13

院: 衆議院

会議名: 予算委員会