滝上宗次郎の発言 (国民生活に関する調査会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○参考人(滝上宗次郎君) お答え申し上げます。
高齢者がたくさんふえる、要介護の高齢者がふえる、これに対して機械化で乗り越えようということがございます。例えば介護ロボットをつくるとか、それから、いながらにして買い物ができるとか。実を申しますと、私現場におりまして余り好ましいものではないと思っております。
といいますのは、うちの車いすの生活をしている方々を見ておりますと、買い物はやはり自分でスーパーに行って棚から選ぶのが好きなんです。それから、ホームの中でコーヒーを飲むのではなくて喫茶店に行ってコーヒーを飲む。私はこういったものがとても自然なのではないかと思います。それで、変なふうに機械化を進めると、私は、それは高齢者にとっての楽しみを奪っているのではないのかな、そんなふうに思います。やはり高齢者が自然に町に出られる、それには機械化よりも余計人件費はかかりますけれども、しかし人間が生きていく上での豊かさとは何なのかということを考えれば、やはりそうしたサービスというものは当然国が用意すべきものではないのかと思っております。
あとは介護機器についてでございますけれども、介護機器についてはこれから重要なテーマでございまして、これはやはりすごいことに北欧諸国がとても進んでいます。どちらかというと障害のあるお年寄りのためではなくて、それを支援するヘルパーさんにとって使いやすい機器、こういったものが使われています。介護機器をつくる、そういったものを設計する視点というものが、やはり北欧の方は心が温かいな、そんなふうに思っております。