則定衛の発言 (法務委員会)

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○政府委員(則定衛君) 大変難しい御質問でございますけれども、やはり検察官といたしましては、世間の注目する事件で功績を上げたいという気持ちがあることは率直に言って間違いないと思います。また、そういう気持ちがあるからこそ困難な事件の解明に日夜立ち向かっていってくれているんであろうと思うわけでございます。
 その場合に、俗な言葉で言いますと、功名心にはやって、つい常軌を逸した行動に出るおそれがあるのではなかろうかということでございますけれども、今般の事件が物語っておりますように、一たん有形力の行使、暴力が加えられたという場合には、検察自体が大変大きなダメージを受けることは明らかでございまして、これは法律家としての検察官、若手検事を含みます検察官としてはよく認識していることであろうかと思っております。
 したがいまして、そういう限界を心得つつ熱意を持って相手方に当たる、こういうことで日常処しているものと思っておりまして、いわば真実解明に向かう熱意は必要ではありますけれども、それが行き過ぎてこのような暴力行為に及ぶようなことが一般的にあるとは考えてはおらないわけでございます。

発言情報

speech_id: 113115206X00319941108_008

発言者: 則定衛

speaker_id: 4655

日付: 1994-11-08

院: 参議院

会議名: 法務委員会