涌井紀夫の発言 (法務委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○最高裁判所長官代理者(涌井紀夫君) 御指摘のように、こういう事件が起こりましたことにつきましては、やはり裁判所の中の執務体制といいますか、監督体制に問題があったということを我々の方でも痛感しております。事件発覚後、直ちに各庁に指示いたしまして、もう一度各簡裁等の執務体制の見直しを命じまして、再発防止のための具体的な工夫を現在やっておるところでございます。
 委員御指摘のとおり、やはり一番の問題は、一人の人に仕事を任せないで、その人が仕事をやっていく過程で、いろんな過程でほかの職員なり上司からチェックを受けるといいますか、そういう体制をつくっていく必要があるだろうと思っております。
 こういう規模の簡裁の場合ですと、主任書記官というそういう職制の者がおりまして、その主任書記官が執務体制を監督しておるわけでございますので、今後その主任書記官による仕事の監督体制をさらに考えていきたいというふうに思っております。
 それからもう一つは、同じ仕事を一人の者に長くやらせておきますと、やはりどうしても気の緩みと申しますか、そういう不正が出てくる土壌にもなってまいりますので、やはりある程度の時間でその仕事をかえるというローテーションのようなことも考えていかないといけないのではないか。
 そういう点も含めて、今回の事件につきましては、最高裁の方でも全国の庁に特別の査察を行いましてそういう指導を的確にやっていきたいと、こういうふうに考えております。

発言情報

speech_id: 113115206X00319941108_018

発言者: 涌井紀夫

speaker_id: 30165

日付: 1994-11-08

院: 参議院

会議名: 法務委員会