中島洋次郎の発言 (法務委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○中島(洋)委員 ありがとうございました。
 今回平易化が中心であるということでございますが、私は、この平易化は大変意義が大きいと思っている一人でざいます。先ほど参考人もおっしゃいましたように、刑法は難解であってはならない。国民にとって何が犯罪で、何をすればどう罰せられるか、これはまさに罪刑法定主義の観点からいきましても、基本法であり、国民の行動規範ともなる法律でありますから、これはぜひとも国民にわかりやすいものでなくてはならない。今回の法改正の基本方針も、原則として常用漢字以外使わない、また難解な言葉はできる限りわかりやすい言葉に変えるという大方針があったということでございます。
 わかりやすいといえば、先ほど飯室参考人がおっしゃったように、義務教育が終わった者が読んで理解できる程度が当然であると私は思っております。その点、今参考人の御意見を伺いましても、多少それが不十分な点があるのかなという印象を持ったわけでございます。
 それでは、この改正に至る経過についてちょっとお聞きしたいと思うのです。
 この改正の作業は、大部分が法制審議会で進められたというふうに聞いております。先ほど渡辺参考人からの御指摘がありましたように、この法制審議会の情報開示が今各方面から求められております。法制審の審議内容及び刑法部会委員の氏名というのがなかなか公表されていない。刑法学者有志の方も、ことしに入りまして、審議の公開が不十分で学会へもなかなかフィードバックがされていない、さらに刑法学者の意見も広くは聞かれていないということが新聞紙上でも報道されております。また、これは国内のみならずアメリカ側からも、日本の多くの審議会はどうも不透明であるという指摘もされているようであります。
 国民にわかりやすい刑法を目的とした改正でありますし、さらに、刑法が人々の生活に深くかかわるという観点からしますと、やはりたくさんの方の御意見を広く聞き入れる体制をつくる意味でも、法制審の公開というのが望まれていると思うわけでございます。この点につきまして、済みませんが、松尾参考人と飯室参考人の御意見を賜りたいと思います。

発言情報

speech_id: 113205206X00519950328_018

発言者: 中島洋次郎

speaker_id: 24278

日付: 1995-03-28

院: 衆議院

会議名: 法務委員会