野坂浩賢の発言 (本会議)
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○国務大臣(野坂浩賢君) 二階議員にお答えをいたします。
今総理がお答えいたしましたように、今回の大地震、大災害につきまして、お亡くなりになった方々に対して心から弔意をあらわし、そして、多くの被災者の皆さん方が整然として、パニックも起きるような状況でございますのに、自重自戒をしながら整々と活動されておることについて心から敬意を払い、感謝を申し上げておる次第でございます。
多くの被災者の皆さんが避難所等で不便な生活を強いられており、応急住宅の迅速な確保が必要であるという御指摘、まさにそのとおりだと考えております。
このために、私どもは、応急仮設住宅については、兵庫県知事ともあるいは神戸市長とも十分な連絡をとりまして、当面五千戸を供給するというお話し合いになりましたので、建設省としても、十七日に業界の幹部の諸君を全員集めてこの対応をしておりましたので、きょうから直ちにこの支援活動に入り、仮設住宅を建設する、こういう体制にいたしております。その場所等につきましては、それぞれ資料をいただいておりますが、公団の土地もございますのでそれらの提供を申し出ておるところでございます。したがいまして、迅速な建設を促進することができる、こういうふうに考えておるところでございます。
さらに、既存の公営住宅あるいは公団住宅の空き家の活用をしなきゃならぬ。隣県の皆さん方にも十分に調査をいたしまして、五千百戸を今確保しておるところでございまして、既に昨日から一部は公団住宅あるいは公営住宅に入居されつつあるということも御報告を申し上げておきたいと思うのであります。
今後とも被災者に対する応急住宅の確保を積極的に推進してまいりたい、このように考えております。
次に、付言して、道路の交通の問題についてお尋ねがございました。
我々としては、御指摘がありましたように極めて限定されておりますので、緊急輸送を確保するための道路の応急復旧については、地震発生直後、高速自動車国道、阪神高速道路、直轄国道で二十七路線三十六区間あった交通どめの区間のうち、現在までに十九路線二十五区間の交通確保を図ったところであります。残りの八路線十一区間については、引き続き現在復旧作業に邁進しておるところでございます。
特に、概括的に申し上げてもなかなかわかりにくいと思いますので、緊急輸送ルートを確保しておるところの内容については、名神高速の京都南から吹田、あるいは近畿自動車道の吹田から東大阪、阪神高速道路の東大阪線、神戸線大阪府域でございます。西側につきましては、山陽自動車道の備前から姫路東、国道二号線。北側からは舞鶴自動車道の福知山—吉川線、中国自動車道は津山から三田、こういう緊急輸送ルートを応急復旧いたしましたので、これらについての対策を今具体的に進めておるところでございます。
なお、救援物資その他につきましては、全国各地から救援物資が続々と参っておりますので、今回一カ月間はこの公共料金はいただかない、こういうことに決定をいたしたところでございます。したがいまして、引き続き御指摘のように十分な対応ができますように、建設省としては全精力を傾注して皆さん方の御期待に沿う決意でございますので、御答弁といたします。(拍手)
〔国務大臣武村正義君登壇〕