村山富市の発言 (予算委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○村山内閣総理大臣 教育の重要性については、委員と私と、理解と認識は違わないと思いますね。大事なことはもう申し上げるまでもないわけです。
 いじめといったようなことによって幼い大事な子供の命が絶たれるといったような痛ましい事件が起こっておる、これはもうまことにゆるがせにできない問題で、これは私は指示をいたしまして、関係の閣僚会議を開いて、そして、おざなりなことではなくて、もっと本気になって、本音で勝負ができるような、そういう取り組みをしていかないと本質的な解決にならないのではないかというようなことも申し上げまして、いろいろあらゆる角度から検討してほしいということもお願いして、今鋭意そうしたことに対する対応について検討していただいておるものというふうに思っております。
 そういうことがどうして起こってくるのかということを振り返っていろいろ考えてみますと、これは単に、生徒問だけの問題、あるいは学校だけの問題、あるいは家庭、社会といったいろいろな要因がやはり背景に私はあると思いますから、一つのことを解決すればそれで全部解決するというようなものでもないというふうに私は思うのですね。
 今御指摘のございましたように、受験競争が思春期に激しく行われて、そして競争が激化する、その中から友情が阻害されていくとか、あるいは本当に友情に温められたような友達づき合いができないとか、いろいろな要因も生まれてきておりますから、そういう受験制度のあり方等についても、私はやはり検討してみる必要があるのではないかと思いますけれども、この問題は、そうしたあらゆる角度からやはり検討して、そしてどういうふうにすることが一番いいのかということについて結論を見出していく必要があるのではないかというふうに思いますから、単に六・三・三・四制を改めればそれで片がつくという問題でもないし、いろいろな角度から、今申し上げましたような検討が必要ではないかと思いますけれども、六・三・三・四制を見直すというのも、先ほど文部大臣からお話もございましたように、確かに一つの提言ではあるというふうに私どもも受けとめております。

発言情報

speech_id: 113205261X00819950203_025

発言者: 村山富市

speaker_id: 16399

日付: 1995-02-03

院: 衆議院

会議名: 予算委員会