桜井新の発言 (予算委員会)

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○桜井委員 きのうまでも、今もそうなんですが、高橋さんとあなたが食い違っている点で、私はもう、高橋さんの経営姿勢とか経営能力なんというものは問題にならぬと思っているんですよ、率直に言って。問題にならぬと思っているんですが、今あなたがここで言われたように、一体、今継続中のこのプロジェクトは本当に採算に乗るのか、採算性があるのか、こういう点もあなたは言われましたね。そういうことをきちっと審査をしなければ、幾ら何だって、九十何行もの銀行団をあなたのところが世話役になって、お願いをしてできるなんということはありませんね。単に金の出入りだけなんということはありませんよ。
 私はそのことで、何であなたのところは逃げるんだ、まあ私らにしてみればうそを言っているとしか思えませんわな。イ・アイ・イ・インターナショナルの中身がわからないで、そんなことできますか。金の出入りだけでおたくが何千億の貸し付けなんかできるわけはない。中身を一つ一つ審査したからなんでしょう。それに影響力がないようなことで、どうしてリストラができるんですか。
 そのためにおたくは、イ・アイ・イ・グループの管理体制というものを一生懸命つくって、三十人近い人まで出向してやろうとしたんでしょう。それを、単に出入りだけですなんという、日暮さんが判こをついて報告していることも、そういう管理というところまでやったんじゃないなんという言い方は、これはなめた話だと思うのですよ。
 きのうあなたはこれまた訂正したんですが、前の参議院の参考人招致のときに、最後に貸し付けを打ち切って縁切りをするときにパーティーをやった、極めて和やかな雰囲気で別れたんだ、こんな話をされたけれども、きのうはこれを打ち消しましたね、打ち消しました。これだって、国民や我々国会を何と思っているんですか。
 それは中にはふざけているのもいるから今政治の信用がなくなっているので、これは決して私らも否定しませんよ。しかし、やはり政治は国民の最高の権威の場でなければならぬと私は思っていますよ。だから、まじめにやっている人の方が多いんですよ、一生懸命で。圧倒的にそうなんですから、それを……(発言する者あり)いやいや、それは全部と言えないところがあるから我々も事件に絡まることがあるんだよ。
 そういうことですから、そのことはあなたもしかと承知してもらいたいのですが、こんなふざけた答弁やっちゃだめですよ、堀江さん。もっとまじめにやってくださいよ。それは高橋さんのところが悪いなんということは、問題にならないんですよ、中身は。だけれども、こんなばかなことを許したのもあなた方でしょう。あなた方がきちっとした審査をやって指導をやっていれば、こんなことにならなかった。私のところなんか田舎で力がなかったから、とてもこんなことに踏み込めなかった。数億の金を借りるのにも大変な努力をしなきゃならなかった。それを本当に、あなた、何百億という金を平気でぼんぼんぼんぼん出している。
 そして、中身を今資料をいただいて調べてみれば、よくまあこんなものに出したものだ。海外投資だって、それは海外投資をしなければならぬかもわからぬし、この人たちがやるときには、必ずそれぞれの国から何らかの有利な条件をとろうとしてやるんですよ。
 私が先ほど申し上げたようなタヒチの件もそうです。向こうからちゃんと正式に免税措置も、それから融資もついている。そこまでしてしまったのをだめにできないというから、やった。私は結局、四億数千万の赤字を出して、まあそのときの顔は立ったけれども、投げて帰ってきましたよ、結局ね。なかなか大変なんですよ。
 そういうことをあなたのところは、しかもあなたは海外通であって、そのことの専門家だそうですから、そんなことがわからぬなんということはないはずですよ。
 私はそういう意味で、これはあなたのところがきちっとこのイ・アイ・イ・グループ、その中に両信組を含んで管理をしていた。だから、金が足りなければ預金者を探してでも預金もしなければならなかった。そしてどうしても大事な人は、これには貸してやってくれということもやらなきゃならない。そして、その影響力を行使するために半分の出資もしたのでしょう。そのことはどうなんですか。これはきちっと性根を据えて答えてもらわなきゃならぬ。
 こんないいかげんなことをして、国民をなめたようなことを言って、今度のこの事件がどんなに大きな影響を及ぼすかわかりませんよ。
 しかも、きょうは私、朝からここへ入っているものだから全然聞かないでいたら、先ほど警察庁長官が狙撃をされたそうですね。あなた聞いていますか。狙撃をされたそうですよ。今病院に連れていかれて手当て中ですが、どうなったかわからぬ、重体でしょう。これは、オウム真理教、サリンのことなのか、これなのか。このことだって、まじめにやっている人たちはもう我慢ならない、腹を立てているのですよ。
 ですからこれは、高橋さんの悪いのはわかる。これはもう徹底的に取り締まらなければならぬし、既にそのために両方の信用組合は事実上解散するようなことになったのですから、それはそれで結構だし、これからも責任追及していかなければならぬ。しかし、あなたのところも、これだけのことをやって、私のところは単に金銭出納を管理しただけですなんといういいかげんなことを言ってもらってはだめですよ。
 堀江さん、そのことについて一言。

発言情報

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発言者: 桜井新

speaker_id: 28320

日付: 1995-03-30

院: 衆議院

会議名: 予算委員会