唐沢俊二郎の発言 (予算委員会)
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○唐沢委員 かくて予算の提出は三月四日となり、成立は六月二十三日になったのでございます。どんなに大きな公共事業予算を盛り込んでも、執行がおくれたら効果はない。
その内容を申し上げますと、平成六年度の政府支出、固定資本形成とか政府の最終消費支出とか全部の合計ですね、九十兆円くらいありますね。これは平成六年度、初め七・五%ふやす予定であったけれども、四・七%にとどまったんですね。したがって、これだけで成長率を〇・五%引っ張っている。これじゃ景気はよくならない。それで平成六年、年間の成長率は何と〇・六%ですね、御承知のように。ほとんど成長していない。これでは貿易黒字は減りません。その面では私は、アメリカの言うことも無理からぬところだな、こういう気がいたします。
私は、パフォーマンスは政治には必要だと思います。しかし、経済にはパフォーマンスは通用しない。よく時の政府のことを国民は無策だ無策だと言います。今も言っている人がいるんです。私は反論した。前の内閣はと言ったら、その人は、あれは論外よ、こう言ったんです。今から死児のよわいを数える、論外内閣だと言う人もいるようなその内閣のことを論ずることは論外かもしれないが、こういうことが二度とあってはならない、二度と起こしてはならない、忘れてはならないことだと思いまして、あえて申し上げた次第でございます。
それで、質問をさせていただきます。
お二人、ちょっと先にやっていただきますが、大出郵政大臣と松下日銀総裁に伺います。
大出郵政大臣、きょうは非常に重要な公務もおありになるそうでございますが、いよいよインフォメーション・スーパーハイウェーの時代です。創造経済の旗手の大臣に伺わないというわけにいかないから、御無理をお願いをいたしたわけでございます。
ところで、経済の新分野の拡大のためには、何といっても重要なのは情報通信ですね。実際に、経済全体が閉塞感に満ちあふれているときに、携帯電話だとかワイドテレビだとか、また電子手帳というものは非常にすばらしい売れ行きを示している。
情報通信というものの役割といいますか、どういうところにあるか。それは、マルチメディアなどの情報通信産業のためになる、これはもう当たり前ですね。これがひとつ。それだけではない。文化的サービスを含む産業全体のこれは基礎であって、変革をもたらすものだ。三番目は、地方の時代、地方の時代と言われているけれども、地方の活性化に大きく貢献をするんだ。ですから、ことしの二月に初めて情報通信会議が開かれて、大臣も御出席になったわけであります。
そこで、大臣に一問だけお伺いをいたしますが、このような情勢を踏まえまして、光ファイバーなどの情報通信基盤を私は充実すべきだと思いますが、その具体的計画と御決意についてお伺いをいたします。