唐沢俊二郎の発言 (予算委員会)
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○唐沢委員 ありがとうございました。どうぞ大臣。
次に、松下日銀総裁においでいただいております。日本銀行に常に全幅の信頼を寄せ、中央銀行の独立性を限りなく尊重する者として、最初に伺いたいと思います。
日本銀行は四月十四日、公定歩合を〇・七五%ですか、お引き下げになったわけであります。随分思い切った引き下げ幅だなあと思っております。ただ、ドイツは三月三十一日に引き下げたのでございまして、どうして二週間後に引き下げるならばドイツと一緒になさらなかったんだろうかというのが国民の素朴な気持ち、意見であります。
やはりタイミングというものがありまして、協調介入でも、金額は少なくとも、各国が協調してタイミングが合うと非常に効果があると言われているんですが、もしも一緒にやられればもっと効果があったんじゃないでしょうか。
それから、ドイツの引き下げ後は本当に、それまでは円とマルクは一緒に上がっていましたね、大体。円が独歩高となった、だからそれが催促相場だ、バッシング相場だと、こう言うような人もいますが、私はそれなりの理由やお考えがあったと思いますので、それをまず第一にお伺いをいたしたいと思います。
次にお伺いしたいのは、公定歩合のアナウンスメント効果でございまして、やはり国民はこれからの金融政策、経済運営ですね、それがどうなるかというときに、日本銀行が青信号を出すのか、黄色か、赤信号が、一億二千万の国民がかたずをのんで注視をしているんです。
そして、そのとき我々が問題にするのは公定歩合なんですね。市場金利を低目誘導をされた、こういうことでありますが、我々は、公定歩合。そしてマスコミも、公定歩合なら、日本の公定歩合の引き上げ、引き下げなら必ず新聞の一面に出る。市場金利の低利誘導なら、これは二、三面物にしかならない。そうすると、アメリカでフェデラル・ファンド・レート、これは公定歩合と同じように重要で、効果だってそんな差はないんだよ、こうおっしゃるでしょう。しかし、我々は、あくまでも日本銀行の伝家の宝刀は公定歩合だ、こう思っております。
どうも、日本銀行と一般の国民との間に常識の差があるんじゃないかというような気もするのでございますが、この公定歩合のアナウンスメント効果についても、あわせてお伺いいたしたいと思います。