村山富市の発言 (予算委員会)

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○村山内閣総理大臣 深谷委員の質問にお答えする前に、大変申しわけございませんが、冒頭に一言申し上げておきたいと思うのですが、去る四月二十日の予算委員会における石田委員の質問に対して、私の、別件逮捕という言葉を使った発言についてでございます。
 この答弁は、オウム真理教をめぐる種々の犯罪容疑の捜査を行う過程において、同関係者による犯罪が次々と発覚をし、捜査当局が、これらの犯罪に対して、法令の許す範囲で可能な限り捜査を尽くしているという趣旨を申し上げたのでございますが、結果としてやや舌足らずで誤解を招きかねない表現となったことにつきまして、謹んでおわびを申し上げ、皆様方の御理解を賜りたいというふうに思います。
 そこで、深谷委員の質問にお答えしたいと思うのですが、御指摘のように、本年に入りまして阪神・淡路大震災を初め地下鉄サリン事件等が相次ぎ、同時に、急激な円高によって日本経済に大きな影響をもたらす、こういったようないまだかつて経験したことのないような事案が次から次に起こってまいりました。
 私は、戦後五十年を節目にして二十一世紀を間近にする中で、今のような、ある意味では社会不安が増大し、同時に経済的な見通しもなかなか立たない、あるいはまた、政治的にも政党支持が離れて混迷した状況にあるといったような閉塞状況にあると思われるような現代に対して、何としても社会不安を解消して、そして国民の皆さんが安心して社会生活が営めるようなそういう状況をどうつくり上げていくか。
 同時に、そうしたことを通じて二十一世紀に向けて明るい展望を切り開いていくということがこの内閣に与えられた最大の課題ではないかというふうに考えておりますから、そうした点を十分踏まえた上で、内閣一体となってこの困難を乗り切ろう、こういう決意で現在取り組んでおるところでございまして、そうした、ある意味ではいまだかつて経験したことのない経験を乗り越えていく、そういう歴史的な使命を持っておるということを自覚をして、私はこれからも取り組んでまいりたいというふうに考えておるところでございます。

発言情報

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発言者: 村山富市

speaker_id: 16399

日付: 1995-05-17

院: 衆議院

会議名: 予算委員会