村山富市の発言 (予算委員会)

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○村山内閣総理大臣 この内閣ができましてからもう一年近くなろうとしているわけでありますけれども、この内閣がこれまでやってきたことを振り返ってまいりますと、長い間懸案となっておりました政治改革やらあるいは行政改革やらあるいは税制改革もすべて、私は思い切っていろいろな政策はやり遂げてきたというふうに自分なりに思っております。
 さらに、今のような閉塞感のあるような状況の中でどうさらにこれから改革を進めていくかという意味では、例えば行政改革委員会の中に規制緩和の小委員会あるいは情報公開の小委員会等をつくってこれから積極的にさらに改革を進めていこうという段取りをつけておりまするし、同時にまた、先般地方分権推進法の成立もいただきまして、これから大いに日本の政治全体を変えると思われるような地方分権の推進も進めていこう、こういう段取りもつけております。
 同時にまた、緊急円高・経済対策も方向を出して、そして今補正予算の審議もいただいて、何とか当面の危機を乗り切ろう、こういう取り組みをしているところでございますが、今お話もございましたように、私は、何をもって空白と言われるのか、その意味がよくわからないのです。
 それで、どういう意味ですか、こう聞いても、それはもう抽象的に物を言うだけではっきり言いませんし、それから、たびたびおいでになる方に、規制緩和、規制緩和ということを言われますから、したがって、どこの規制をどう緩和すればいいのか具体的に御指示をいただきたい、もしそうであるならば全力を挙げてその期待にこたえますよ、こう申し上げますと、具体的なことについては何らお触れにならないというようなことが多い。
 抽象的に、空白があるとか規制緩和をもっとやれとか言われてみても、これは、私どもは謙虚に話を聞きます、謙虚に要望やら期待にこたえていく姿勢は持っておりますということも申し上げておるわけでありますけれども、そういうことは余り具体的に提示がないというようなこともございまして、私も、何でそんなことを言われるのかなと言って首をかしげながら、しかし、まあ国民の声には謙虚にやはり常に耳を傾けるという姿勢も大事ですから、その気持ちはいささかも変更はございません。言われる意味は、私どもはやはり聞くべきところは謙虚に聞かなければならぬという気持ちでございます。
 できれば財界の代表なりあるいは労働組合の代表なりにお集まりをいただきまして、そして十分お話し合いができるような、そういう機会もこれからつくっていくことが必要ではないかというふうにも思っておりますから、そういうこともこれからの視野に入れて十分にこたえていきたいというふうに思っておるところでございます。

発言情報

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発言者: 村山富市

speaker_id: 16399

日付: 1995-05-17

院: 衆議院

会議名: 予算委員会