筧康生の発言 (法務委員会)

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○政府委員(筧康生君) まず法務省の人権擁護機関の方から申し上げます。
 私どもといたしましては、ただいまの委員の御指摘のような親権者と子供という、そういう直接的な観点から人権侵害という問題を取り上げたものがないわけでございますが、親の子供に対する人権侵害というのを酷使虐待、強制圧迫というような分類をいたしまして、統計的に整理をするなどしてその実態の把握に努めているところでございます。これらの類型に当てはまる人権侵犯事件というのは、毎年かなりの数の事件が人権擁護機関の処理の対象とされているという状況にございます。
 その原因の主たるものは、ただいま委員の御指摘がございましたように、子供を独立した人格として尊重するというそういう態度に欠如するということによるものが多く見られるところでございまして、私どもはことしの人権擁護機関の重点啓発目標として子どもの人権を守ろうというのを掲げておるわけでございますが、こうした中にはただいま御指摘のありましたような、子供に対する親からの広い意味での虐待という問題も取り上げて積極的な啓発活動を行ってまいりたいと考えております。

発言情報

speech_id: 113215206X00919950427_125

発言者: 筧康生

speaker_id: 10611

日付: 1995-04-27

院: 参議院

会議名: 法務委員会