橋本龍太郎の発言 (本会議)

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○国務大臣(橋本龍太郎君) 私に与えられました御質問は、この法案の内容が税に近い性格を持ち自由競争をゆがめる結果になるのではないかという御指摘でありました。
 本法案は、技術的にはリサイクルが可能でありますが採算に乗らないために現実にはリサイクルが進まない容器包装につきまして、特定の事業者にリサイクルを義務づけ、一たんその費用を内部化させることによりまして市場メカニズムに乗せていこうというものであります。事業者間の自由な競争をゆがめるものではありません。
 すなわち、本システムにおきましては、義務を課された事業者は、みずからが使用する容器包装の減量化あるいはリサイクルしやすい容器包装の使用に努めるなど、事業者の創意工夫が発揮される仕組みになっております。
 その結果として、現時点ではリサイクルが採算に乗らないものにつきましても、義務対象事業者の費用負担が軽減していきますし、将来的にはアルミ缶のように市場で自律的に取引される状況に近づいていくことが期待をされます。
 また、この法律案におきましては小規模企業者に対する適用除外等の措置が講じられておりますが、これらにつきましては、例えば小規模企業者はその利用する容器包装の量は一割強程度、僅少でありますのに比べまして、事業者数は約百十万と極めて多くなりまして、義務対象といたしますことの費用対効果の点で非効率的でありますために義務対象外としたものでありますが、このような措置によって市場メカニズムがゆがめられるような結果になることは考えられないと思っております。(拍手)
   〔国務大臣野中広務君登壇、拍手〕

発言情報

speech_id: 113215254X02719950605_007

発言者: 橋本龍太郎

speaker_id: 24487

日付: 1995-06-05

院: 参議院

会議名: 本会議