石井一二の発言 (予算委員会)
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○石井一二君 今、総理の御答弁の中で、政党に対する支持率が下がっておる、たしかそういうお言葉があったと思いますが、同時に我々が見逃すことができないのは、内閣に対する支持率も昨年六月の内閣発足以来最低の三〇%と少しというところまで下がってきておるわけでございます。
私は、この原因を一体何だろうかというように考えてみたわけでございますが、一つはやはり社会党の豹変という政策の大きな御転換があろうかと思います。
憲法の違憲問題に始まりまして、講和条約反対という古い話から日米安保反対、在日米軍基地反対と言っておられたころ、そして君が代・日の丸、あるいは原子力発電、消費税、PKOと我々はいろいろ論じてまいりました。だがしかし、変身はかくも鮮やかなものかというような一つの人生勉強もさせていただきながら、私は絶えず総理をずっと拝見いたしておるわけでございます。特に先般の総選挙、過ぐる二年余前の総選挙におきましては、日本社会党は百二十四議席から一挙に七十議席と半減した最も目減り率の大きかった政党、その政党の代表者が内閣総理大臣になれる、そういう事態に対しましても私は実に感慨深いものがあるわけでございます。
世界でも有名なウォールストリート・ジャーナルという新聞が四月五日付で社説を出しましたけれども、その社説は、翻訳されておるものによりますと、東京のミイラ化した政治ということで、日本の政治を細かく分析し、なぜ内閣の支持率が下がっておるかということを申しております。
御参考までにお聞かせいたしますと、地震に対する反応が鈍かったということ、またオウム等そういった特別な凶悪犯が起きるような社会的な背景があること、また国民の熱意にもかかわらず規制緩和に対しては極めてちゃらんぽらんであるといったようなこと(「何を言っているんだ」と呼ぶ者あり)また円高無策、日米通商交渉のつまずき、行政改革、特に最も内閣の重要課題であったにもかかわらず、わずか日本輸出入銀行と海外経済協力基金の一つだけの統廃合を決めたにとどまった、こういったことがその原因であろう、そのようにも言われておるわけでございます。
今、何を言っているんだというやじが出ましたが、ウォールストリート・ジャーナルに申していただきたい、社説を私は引用しておるわけでありますので。
そういったことを踏まえて、総理、私の言及に絡んでもう一度その辺の御感想を述べていただきたいと思います。