水野誠一の発言 (逓信委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○水野誠一君 ありがとうございました。
次に、NHKのハイビジョン放送についてちょっと触れさせていただきたいと思います。
NHKは、これまでも高画質、高音質なハイビジョン放送を高度情報化社会の中の中核メディアという位置づけをしながら、その開発普及に取り組んでこられたというふうに思っています。このために、開発スタート時の昭和三十九年から平成六年度までに開発研究のために二百十億円、放送関連費を含めると八百六億円の経費をかけてきている。平成七年度予算においても百七十五億円を関連経費として執行されているわけであります。
また、NHK技術研究所の発行誌「NHK技研R&D」というのを拝見したんですが、昨年度の掲載論文、三十四の論文のうち十二をハイビジョン関係の論文が占めている、こういう状況でございます。
しかし、世界の趨勢を見るにつけても、二十一世紀のマルチメディア時代には、テレビジョンというのは現在NHKがお進めになっております高画質、高音質な受像機から、さまざまな情報を受発信する多機能型端末へとその役割が変化していくのではないかとも言えるわけであります。したがいまして、その研究開発もハイビジョンを中心としたものから機能重視の方向へ変わらざるを得ない、あるいはその双方を重視しなければいけない時代に入ってきているというふうに認識をしています。
そこで、NHKは、二十一世紀に向けまして統合ディジタル放送、ISDBの実現を目指すことを本年一月の中長期経営方針でも明らかにされているわけでありますが、マルチメディア時代に対応した研究開発戦略について、今後の研究の方向性あるいは経費の問題等についてNHK、できれば会長の御見解をお伺いしたいと思います。